062265 ランダム
 ホーム | 日記 | プロフィール 【フォローする】 【ログイン】

凡又凡

凡又凡

【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! --/--
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
X

PR

キーワードサーチ

▼キーワード検索

プロフィール

大旗無風流

大旗無風流

フリーページ

カレンダー

お気に入りブログ

まだ登録されていません

コメント新着

コメントに書き込みはありません。

ニューストピックス

2016.07.30
XML
カテゴリ:カテゴリ未分類

関東でも梅雨が明け、いよいよ開放的な夏のシーズンが到来しました。夏休みといえばためすぎた宿題に追われるのは最後の方のことで、学生時代に、七月中に宿題を片付けたような人は少ないかもしれません。何度か書いたことですが私はその少数派の方で、気が咎めずに遊びたいがために、予定を立てて七月中に宿題をすべて終わらせるのがつねでした。そしてたいていそれはインチキで、問題を解いたとか課題を片付けたとかいうよりは、空欄を字で埋めたというだけのことにすぎず、ほとんどの答えはまちがっているのでした。

 

 

私は期限の切られた仕事はだいたいは期限前に仕上げる方で、原稿(このブログも)の締め切りから税金の申告にいたるまで、期限に遅れたためしはほとんどありません。しかしもちろん期限を守るということと内容が素晴らしいということは別のことで、私はいわば、「期待をもたせて裏切る」ことの常習犯だといえます。少し前はそんな自分を「せっかち」と自嘲していましたが、自分だけのことならともかく、「人の期待を裏切る」わけですから、別のことばでいえば、それはインチキ野郎ということになるのかもしれません。

 

 

 思えば、私はこれまでの人生の過ごし方がそもそもインチキでした。私は「どうせしなければならないことを早く片付けたい」という気持ちから、準備不足で立ち向かっては、きわめて不良な結果ばかりを残し続けてきました。そしてそこから何も学ばず、次の機会にも同じような失敗をくり返しては、「前に出て失敗したのだから、さき送りよりはよい」などと自分を慰めて、まったく進歩がないのでした。「どうせしなければならないことを早く片付けたい」というなら、死ぬことさえ、自分の手で引き寄せることになりますが、それがたしかに私らしい人生の始末のつけ方なのかもしれません。






お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

最終更新日  2016.07.30 12:09:41
コメント(0) | コメントを書く



© Rakuten Group, Inc.
X