062153 ランダム
 ホーム | 日記 | プロフィール 【フォローする】 【ログイン】

凡又凡

凡又凡

【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! --/--
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x

PR

キーワードサーチ

▼キーワード検索

プロフィール

大旗無風流

大旗無風流

フリーページ

カレンダー

お気に入りブログ

まだ登録されていません

コメント新着

コメントに書き込みはありません。

ニューストピックス

2017.02.18
XML
カテゴリ:カテゴリ未分類
 昔の大学は自分の可能性を広げるところで、学生は読書したり、旅行したり、社会運動をしたりと、何でも好きなことを積極的にしました。反社会的行為をして逮捕される人もいましたが、時代はもっと大らかでした。今では教育の場にも経済原理が浸透し、教育環境がすっかり窮屈になって、高校のときから文系理系を決め、大学に入ると就職に役立ちそうな専攻を決め、大学生活をすごすのにさえ手堅さと要領が要求されるようです。それでは人生に一度しかない、視野を広げる絶好のチャンスをみすみすつぶすことで、とても残念に思います。


 昔もそうでしたが、今でも学生が視野を広げられる最も簡便にして安価な方法は、やはり読書でしょう。ネットの普及で、最近の学生は読む文字の量は増えているかもしれませんが、本の量は確実に減っているはずです。若ければ体力も知的吸収力もあり、また、本というのは読めば読むほど読む速さが速くなりますから、いくらアルバイトや友人関係に忙しくても、月に最低十五冊から二十冊程度は読んでほしいものです。


 もちろん、量だけ多ければいいというものでもありません。数ある本の中から何をまず読まねばならないかといわれたら、日本の古典や世界の古典を読むべきである、と私なら答えます。はっきりいって新書を十冊読むぐらいなら、『聖書』や『論語』、『古事記』や『源氏物語』を読んだ方が百倍ためになります。新書は今の時代を理解するのに役立つかもしれませんが、古典は時代を超越した普遍性があるので、一生通じての財産になるからです。古典を一通り読んだら、次に、自分が全く知らない分野を積極的に読むべきでしょう。文系なら理系の本を、理系なら文系の本をじっくり読んで、自分の苦手な思考法や知識にしたしめば、視野は格段に広がるでしょう。

(このブログは2月25日の更新を最後に一時中断します。ご了承ください)





お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

最終更新日  2017.02.18 12:32:43
コメント(0) | コメントを書く



© Rakuten Group, Inc.
X