行政書士試験　受験体験記

ここ2、3日は体験記とは少しずれた内容だったので、話を戻して今日は教材について書いてみたいと思います。

僕は予備校に通う事にしたので、予備校のテキスト類を使いました。

予備校のテキストや市販の行政書士試験用のテキストでは不十分だという意見もありますが、僕は基本的に予備校のテキストだけで足りました。というより、それをこなすのが精一杯で他のテキストに手を出す余裕がなかったというのが正直なところです。

例外はあります。試験形式の予想問題集です。これは9月頃からいろいろ買ってたくさんやりました。解きっ放しに近いやり方でしたが、これは必要だったと思います。いろんな問題に触れるという意味で大きいと言えます。

結果として試験の時に身に付いていた知識は、予備校のテキスト（これは過去問を中心としたものと言ってよい）と予想問題集から得たもの、という事になります。
それでも合格圏には達することができたので、僕の考えでは予備校本でも市販の試験本でもその内容をきっちりこなせばそれなりの結果は出るのだと思います。

独学の場合でも要はインプット用のテキストと過去問集があればよいのです。
インプット用のテキストは法令ごとに数冊に分かれているもの、過去問集はインプット用のテキストとシリーズになっているもの、これをしっかりやったあとに予想問題集をたくさん解く、これでいけるのではないでしょうか。

但し（これは結構重要な「但し」だと思います）、このやり方では試験対策はできていても法律を学んだわけではないという事です。ほんとはこうじゃないんだろうなぁと何度も思いました。でも「試験は試験、まずは合格」と少し無責任に自分を納得させていました。その分これからは試験勉強ではない勉強をきちんとしていかなければならないのだと思っています。順序が逆だと言われればその通りだと思います。

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