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今日は一宮あきんど講座に行った。
この日は個店訪問と言うことで、 最初の45分をいつもの形式。 本町商店街、移動後1時間ほど、訪問、 解説と言う流れでした。 まず、いつもの先生のお話は、 個別訪問できない少し離れたところの 塾生のお店を写真に撮ってきてもらって それを解説するという授業でした。 その場で前回の講座のあと依頼を受けていた、 3人の方の店の解説をしていただきました。 ・看板の位置 進行方向のずいぶん前から、自店を認識してもらわないと、 お客様はギリギリ(直前もしくは通り過ぎるとき) にしか自店を認知できない。 ・看板のデザイン ・誰の目にも入る色、デザインを心がける ・自分のアピールしたいものが、 的確に相手にイメージさせているか考える必要がある ・なにが美味しい店か? ・なにが売りなのか? ・衝動買いしたいお店か? ・隣をどう使うか? ・自分の店を店主の目で見ず、 お客さんの視点で見ることが大切 ・進行方向から店に対して見て、 樹木が邪魔なら、樹木を目立たせる ・どうやったらお店にきてもらえるか? 足を止めてもらえるか知恵を絞る ・人を、車を止めさせるには、旗を振る ・周囲の風景とマッチさせつつ、目立たせる (派手すぎてパチンコ屋と間違われても意味がない) ・自分のお店を見ないでこの道を通過させるものか! 20台中1台は確実に自分のお店に入ってもらう! くらいの覚悟で。 ようは、お店の前から商売は始まっているのではなく、 ずーっと何十メートル手前から商売は始まっているということ。 (ロードサイドのお店は5~10km手前から40~60の看板を出しているとのこと) ・商売人はゲリラチックに行こう! ---------------------------------------------------- 本町商店街に移動後は3店訪問した。 一軒目は前回の塾生の鰹節屋さん。 ここは、かなり参考になった。 一つ一つにPOPが貼ってあり、商品の説明が書いてあるし、 安さではなく、相手のことを考え、色々な量で売っていたり、 (一人暮らしにはいっぱい入っていて安い! という物が必ずしも得や親切ではない) 一手間省いて刻んであったり、 関連するもの(昆布とか)から関連しないもの(お菓子とか) まで色々売っていたり、 先生の指導通り、店内のライトを明るくしたら売上が上がった、 など色々生の貴重なお話を聞かせていただいた。 また、鰹節の削り器を無料貸し出ししていたり、 家で削った鰹節の小さくなったものを無料で削ってあげたり、 削り方を無料で教えてくれたり、 カンナの刃を無料で研いでくれたりと、 サービス旺盛。 お客さんのニーズを見てるんだなぁと思った。 先生の話では、 以前はお店は継ぎたくないと言っていた息子も、 最近ではお店に出るようになったらしい。 先生の指導と店主の試行錯誤で、 劇的に売上が伸びに伸び、 会社が右肩上がりで成長しているため、 自分も頑張ろうと思ったのではないかとのこと。 このお店はとても参考になったので、 個人的にまた今度遊びに行こうかと思っている。 もちろん何か買います! ---------------------------------------------------- 二軒目は、一緒に学んでいる塾生の薬局。 メインの商店街の一本筋に入ったところのお店で、 人通りがあまりないとのこと。 以前大きなお店が入っていて、その半分だけを使っているので、 半分を電気が消してあったり、使っていない内部が見えたりで、 暗い印象を受けた(本人に言いました) 先生いわくお店の前に、 健康茶を飲むスペースでも作って、 お店の前に人がたむろするような場所を作ることが、 大事。人がいれば、なんだろう?と見に来る人は多い。 ボクの印象は、POPが手書きで綺麗に作ってはあるんだけど、 紙にしろ、文字色にしろ、色合いが少し暗いかな という感じがしました。 今度遊びに行って、伝えてこようと思ってます。 ---------------------------------------------------- 三軒目は薬局の二つ隣の雑貨屋さん。 若い女性がやっているお店なんだけど、 看板を出したり、外観に手を入れる必要があると 指導されていた。 彼女のイメージ通り、 キラキラした可愛い感じにしたほうが良いとのこと。 それは同感。 そのお店は中に入れば可愛い感じだけど、 外からだと地味な印象だから。 なにしろシャッターが閉まってるときに見たら、 バーか何かかと思ったもん。 面白かったのは、外に並べる商品の話で、 ワゴンを置いて、 衝動買いしたくなるような低価格な物で、 手にとって見れるものを並べて、 人に止まってもらう仕組みを作るという話。 多少取られても気にするなとか、 言ってました(笑) 今回の講座に参加した店の店主達は、 人のお店になるとガンガン指摘していて面白かった。 これが売ってるなら、これもあったら良いのに!とか これはここに置くより、 こっちに置いたほうが目立つんじゃないか?とか。 自分のお店は店主の視点で見ているから、 わからないことが多いけど、 他人のお店は単純に客の視点で見るから、 色々な気付きが得られるのだろう。 もっとも大切なのは講座でも教えていただいた、 客の視点で物を見る、お店を見るということに つきるのかもしれない。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2005.07.08 06:01:01
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