フジテレビは経営責任取るべきでしょう
今回のフジテレビとlivedoorの騒動は、昨日決着したようです。テレビでは、livedoorが「いくらか勝った」ような論調でしたが、私は全面的にlivedoorの勝利だと思います。というのも、ニッポン放送株を取得するために使った以上のお金がlivedoorに入ってきたことと、フジテレビがlivedoorの株主になれば、livedoorの価値をあげるように少なからず協力すると思われるので、どのような形かは不明でも「ネットとメディアの融合」というのは達成されると思えるからです。これから、この1400億円を何に使うかが問題だと思いますが、たぶん西武ライオンズを買うのではないかと思います。なぜなら、ソフトバンクと楽天に勝てるチームで、売ってくれる球団は西武ライオンズしかないからです。また、去年「弥生」を買収したために、200億円でのライオンズの売却提案を断ったそうですが、今回は金額的には余裕だと思われます。対するフジテレビ側は、TOB価格を上回る金額でライブドアパートナーズとかいう、訳わかんない会社ごと買ったそうですが、大きな問題だと思います。まず、TOBに応じてくれた企業に失礼であること。そして、違法に近い株取引をした企業に1400億円も拠出してしまい、フジテレビのイメージをライブドアと同程度に落としてしまったこと。フジテレビのブランドイメージを下げてしまったのは間違いないでしょう。日枝会長以下、経営責任を取る必要があると思います。