今回は少年カミカゼのレビュー。
有線でちょっと流れてたり、HMVでコーナーがあったり
少しは知名度が出てきた・・・?
筆者の行くTSUTAYAではシングルのたびにコーナーが復活します。
カラオケで「ココロアンテナ」を唄い、DAMの全国ランキングによく出没するのが
筆者&彼女だったりします。
ココロアンテナ (2005/10/19) 最高50位 約0.2万枚
SAKURA re CAPSULE (2006/03/01) 最高139位 売上枚数不明
>>>前回のHIGH and MIGHTY COLORと同じく男女ツインボーカルのバンドユニット・少年カミカゼ。
まぁ、ツインボーカル以外、共通点もなく、音楽性も全然違いますが。
インディーズの頃から大阪では人気だったらしく
(メンバー6人とも関西出身)
2005年、メジャー進出。
女性ボーカルSacoが基本的にはリードボーカルで、男性ボーカルのKazunoriが相槌のように出てきます。
基本メロディーはKazunoriが作っているようです。
なんていうんですかね、青春っぽさがあふれ出ています。
インディーズからずっとやってきたんだなって感じで、息があってる印象です。
学生時代を想起させるようなPOPなリズムで
聴いてるだけ、思わずリズムを踏んでしまう感じです。
「ココロアンテナ」はいかにも突き抜けるような楽しさがありましたが
「SAKURA re CAPSULE」は卒業シーズン向けの曲ゆえ、イントロのピアノからして、
少し切なさを感じさせます。
「サクラサクラサクラの下で
あの時出逢わなければ 愛は眠ったままで
いつもいつも僕らは同じ過ち繰り返す
はかなくヨワキモノで…
サクラ咲く季節に開きだす
舞い MY STORY」
って歌詞はけっこう響くものがあります。
卒業に際して、切ない思い出がある自分には、ちょっと過去を回想してしまう部分があります。
正直なとこ、歌詞だけを読むと、いろいろ詰め込まれすぎていて結局、何を伝えたいのかわからないとこもあるんですが、
とめどなく襲ってくるメロディーが、細かいこと抜きで感じるままに感じればいいんだって
割り切らせてくれます。
放課後とか青春とか、そういう筆者が久しく発することのないコトバが似合うバンドです。
この青春テンション(なんだそれ?)を保ったまま今後も活動していけるのであれば
いずれ、チャート50位を超えた上位にランクインする日もやってきそうです。
ねらい目はBREACH系アニメ主題歌か。
ビジュアル面で決してカワイイorカッコイイとは言えないとこもありますが
聴いてみると、言いようのない迫力に圧倒されます。
男女ツインボーカル好きなら、けっこう好きになれるんじゃないでしょうか。
HIGH and MIGHTY COLORのようなミスマッチ型ツインボーカル好きなら別ですが・・・。
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