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どうしても書いておきたい、覚えておきたい『美しいお辞儀』を見ました。 先週放送された「金スマ」で見たのです。 この日は実は、同時進行で男子フィギュア、日本アカデミー賞も放映していまして。 それぞれに気になるイイオトコがいるもので(笑)ザッピングしながらの視聴。 だから金スマは前半は見てなかったんです。 でも、途中からチャンネルを変えることができなくなり見入ってしまいました。 紹介されていたのは天才書道家と言われる金澤祥子さんとその母親。 ダウン症でありながら、いやだからこそ『書くこと』に無心で向き合う姿、 そして書かれた書は本当にすばらしいものでした。 でも今日に至るまでには想像を絶するほどの苦労があったそうです(見逃したので)。 それを乗り越え、お母さんはおっしゃってました。 「今、本当に幸せです。祥子がいつ死んでも悔いがないほど幸せです。」 そうおっしゃることができるまでに、どれほどの想いを飲み込んでこられたのか・・・。 けれど、心の底からそう想っておられるんだなぁと納得できる笑顔でした。 阿修羅の時もあったでしょうが、今は菩薩でした。 そしてそんな母が大好きで大好きでしょうがない祥子さん。 書は力強く大胆で、びっくりするほどこちらに響きます。 (金スマのスタッフブログで書をみることができます→コチラ) でもそれ以上にハッとしたのが、金スマのスタジオで書を書き終えたあとでした。 筆を置き、書から下がって正座されました。 そして笑顔でそれはそれは美しくお辞儀をされたのです。 「ありがとうございました。」 邪念のない、ただもう大好きな言葉を書き終えた感謝だったと想います。 なんだか泣きそうになりました。 その美しい姿にただただ感動でした。
6歳から20年ほど書道を習っていたのですが・・・ 確かに無心に筆を動かしていた時間があったことを思い出して、 日々邪念と煩悩まみれな自分ですけど(^^;) 久しぶりに筆を持ちたくなりました。
そういえば・・・集中して書くとまわりの「音」が聞こえなくなるんですよ。 ゆったりゆっくりのひとり時間を持つのも大事というか、必要だなぁと、 せわしない日常をちょっと反省です。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
February 23, 2011 10:18:14 PM
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