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カテゴリ:にゃんこ&わんこ
毎日暑いし熱いですね。 ええ。 気温はもとより、やっぱりオリンピックですよねー。 基本、スポーツ観戦大好きで燃えやすいタチなので(笑)。
でもね。 実は開幕当初はいつもほど燃えられなくて。 会社で飼っているちゃちゃ(7さい)が行方不明になっちゃって。 男の子だけれど、放浪の旅に出るようなタイプではないのよ。 一年前、心臓発作を起こしまして、以降何度か入退院を繰り返し。 よくこんな状態で生きているなぁ~と言われるほど、生命の危機もあったけれど、 その度に驚異的な生命力で乗り越えてきた。 この一年、私が仔猫を保護すること3度。 (1匹目はもらわれていき、2匹目は自宅へ、3匹目は会社にいる) その度にまるで母親のごとくお世話するちゃちゃ。 出もしないお乳に吸い付く仔猫を嫌がりもせず面倒をみてくれて。 でもちょっと大きくなってくると腰を使いたがったりもする(おい)ロリコンなちゃちゃ。 3匹目の、今年6月に会社の事務所のプランターの影に捨てられていた仔猫は♂。 さすがに今度は大丈夫かと思ったら一度だけ血迷っていたけどさ(爆)。
そんな愛すべきちゃちゃがさ、いなくなっちゃって。 軽い発作を起こすと、工場のどこかに隠れて1・2日出てこないことは今までもあった。 そんなときはやっぱり仔猫がうっとおしいらしく、ひとりになりたいみたいで、 それがわかっているからこちらもかまったりせず。 けれど3日目になっても出てこない・・・。 さすがにこの暑さの中、心配になる。 まさか・・・の思いがよぎる。 工場から近所まで探しまくるがいない。 猫は最期は隠れるって言うけれど・・・。 行方不明になって1週間後の7/30。 遺体でみつかる。 この季節。 どうゆう状態だったかは、あえて記さないが。 すぐにみつけてあげられなかったことが申し訳なくて。 覚悟はしていたけれど、切なくて。 ダンナと二人、お経をあげてから埋葬した。
同時期。 自宅で飼っているぶうちゃん(9さい)も調子が悪く。 毎年夏は食欲がかなり落ちるのだが、今年はそれがかなりひどくて。 もしや熱中症!? 心配になり病院へ。 検査の結果・・・肝臓ガン。 しかも腫瘍がいくつもあって、末期だと。 即入院。 そしてこのころから黄疸が一層ひどくなる。 どうりで寝てばかりだったはずだ。 動けるわけがない。 食欲があるはずもない。 こんなになる前になんでもっと早くきがついてあげられなかったのか。 手術のしようがないので、点滴だけだ。
毎日、夜7時すぎに面会にいった(年中無休の病院なのだ)。 声でわかるらしい。 私が面会に向かう途中ですでに鳴き始める。 甘えたような、ちょっと拗ねて怒ったような鳴き方だ。 大体30分くらいかな。 体をそっとなで、耳の後ろや顎をえんえんと掻いてやる。 がんばってることを褒めたり、 ぶうちゃんが世界中で一番かわいいよーっておだてたり←まんざらでもない顔をする(笑) 入院が長引いていることを謝ったり。 ダンナといっしょに面会にいったときは、私をあえて無視してダンナだけに話しかける。 『帰りたいけどおかあさん(私)がダメっていうのー』 間違いなくそう言っていた。 旦那が自慢げに私を見て、オレのほうが好きみたいだぞという。 調子のいいヤツめ 。
ある朝早く、病院から電話があった。 呼吸がかなり困難な様子ですと。 ダンナとすぐに病院に向かう。 先生とは、最期は自宅で・・・とあらかじめお話してあったから。
自宅に向かう車中。 車窓の景色を観る目がキラキラしている。 すごくうれしそうだ。 やっぱりわかるんだな。
家では義父母も待っていて、「おかえりー」と笑顔で迎えてくれる。 一番大好きな場所に寝床をつくる。 さすがに呼吸が荒いが、表情は穏やかだ。 家族みんなで何度も何度もそっと覗きに行く。 そっと話しかける。 起き上がってトイレにいく気力があって驚く。 おしっこが真っ黄色。 普段、放し飼いで外でばかりするから気がつかなかったんだよね。 一応室内にもトイレはあっても、したがらなくて、 雨の日くらいかなぁ~使うのは。
でね。 この日の夕方だったんだ。 ちゃちゃを見つけたのは。
ちゃちゃを埋葬してから自宅に戻ったら、 ぶうも召されてた。 そばにいたのに、ひとりで逝かせてしまった。 それが悔やまれて。 1時間半くらいの間だったんだよ。
最後に声をかけたとき、ほんの少し、 しっぽをぱたぱたと。 おとうさん(ダンナ)がもうすぐ帰ってくるから待っててね、 そう言ったけれど、間に合わなかったね。 お昼休みに帰ってきて(自宅から徒歩3分なので)会っていたけどさ。
このコは本当に性格が穏やかなコでね。 すぐにペロペロと指や顔を舐めにくるワンコみたいなクセがあって。 冬は誰の布団でいっしょに寝るか争奪戦で(笑)。
本当に本当に大好きで、家族みんなに愛されたコ。 そして私たちを愛してくれた。 ・・・ちゃちゃはダンナしか愛してなかったと思うけれど←私は単なるご飯くれるおばちゃん(爆)
ぶうは一晩、おうちで眠ってから旅立たせた。
いろんな悔いがアタマをよぎったりもしたけれど、 でもそれ以上に優しい気持ちをたくさんたくさん、 かかえきれないほどくれたことに感謝なんだな。
今、自宅には、『ちょび』(10ヶ月くらい)。 会社には、『はち』(2ヶ月半くらい)。
それぞれ、私たちが寂しがらないよう後釜を見つけてから旅立つなんて、 やることが心憎いよ。
新入りのはちは、その名のごとく背中に八の字の模様があるんだよ(笑)。 見ようによっては天使の羽のようでもあって。
あれから10日。 うるるとはしても、なんだか泣けなくて。 けど、こうやって書いてたらやっと泣けた。 時間が必要だったんだね。 時間はやさしいね。
うちのコになってくれて、本当にありがとうね。
ばいばい。
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最終更新日
August 9, 2012 09:48:37 PM
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