久しぶりすぎる更新です。
ちょっとね、今日は自分のなかの気持ちがたっくさん動いたので、その記録を書き留めておきたくて。
映画「かみさまとのやくそく」~胎内記憶を語る子どもたち~を観てきました!
映画館ではなく、全国各地で自主上映されている映画です。
音楽も歌もないドキュメンタリー。
気になる方は、検索してみてください。
お近くで上映されることがあったら、ぜひ見て欲しい映画です。
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直前まで仕事がどうなるかわからず、行くと決めたのは一昨日でした(^^;)。
観終えて、みなさんがオススメしたわけがよくわかりました。
最初、実はちょっと見るのをためらったりもした自分がいたのです。
子供がいない自分。
そんな生活を、人生を受け入れたはずなのに
どこか引け目を感じていたのですね。
「親を選んで生まれてくるこどもたち」
というのが、正直、すっごくさみしい気持ちをもたらしたからなのです。
でも今、その気持ちはまだ残ってはいますが、
それはそれとして受け止めようという自分がいます。
きっと私は、
今生では「子供がいないこと」を選択して生まれたのだと、
だからこれから生まれてこようとしているこどもたちは、
そんな私のために、あえて選ばなかったのだと、
こころからそう思えたからです。
そして、本当に良かったと思ったのは
自分のインナーチャイルドと向き合うことができたことです。
子供時代・・・これといって不幸だと思ったことはないし、
おかげさまで親とも、弟たちともなかよく過ごしてきました。
お金持ちではありませんでしたが、
かといってそれを不満に思うこともさほどなく、
友人にもめぐまれ、好きなこともいっぱい有り、
ごくごく「普通」だと思う幸せな日々を過ごしたのです。
けれど今日、映画を見ながら思い出したことがありました。
「イイコ」 でいれば褒められる自分が好きで、
また、それはさほど難しいことでもなかったあのころ。
でもね・・・「おねえちゃんだから」のことばで、
どれほどのがまんを知らず知らずしてきたのかに気がつかされました。
それが当たり前だったのですが、
実は 「よくがんばったね」 そういってアタマをぽんぽん、
なでなでして欲しかったのです。
素敵な男性にしてもらうというトキメキ♡ではなく(笑)、
あ、もちろんそれは大歓迎ですが・・・話がそれました(๑≧౪≦)
この場合は、もちろん、親にね。
がんばることがあたりまえになっていましたが、
実はそれなりにいろんなことに一生懸命だったのです。
映画を見ながら、
そうしてもらっている自分と年齢の近い女性に 自分を重ね合わせてウルウル。
私の中のインナーチャイルドは、
私の手のひらでひざをかかえてうずくまっていました。
やさしく
ゆっくり
語りかけました。
『がんばっていたね。
がまんいっぱいしたね。
うまれてきてよかったね。
きょうまでありがとうね。』
すると。
てのひらの上にいるこどもが
ゆっくり顔をあげて
照れたように泣き笑いしました。
ゆっくりたちあがって、
手を伸ばしてくれました。
わたしのこころのなかのおくそこ。
やらかいやらかいばしょに、
またひざをかかえてすわったこども。
こんどはにこにこ、
うえをむいているみたいです。
よかったね、
とそのこにこちらもえがお。
・・・映画を見ながらいつのまにか、登場する女性と いっしょにワークしていたのです。
そう出来て良かった。
あともうひとつ。
最近泣けなくなっている自分。
かたくなな、構えてしまっている自分のココロをゆるめてあげよう。
そんな気持ちに素直になれました。
薦めてくれた友人らに感謝です。
ありがとうございました。