『麻薬』とか『覚せい剤』とか、なんだか大変なことになっている芸能界。
連日ただただ驚き、がっかりするニュースが流れている中で
一人の男性タレント、つるの剛士さんが
来年1月から2ヶ月の育児休業を取ることを発表されました。
つるのさんの奥様はただ今、4人目を妊娠中で11月に出産予定だそう。
このニュースを聞き、なんだか心が温かくなりました。
未だに『育児=女性の仕事』という風潮がある日本。
『オレは外で闘ってくるから、お前は家庭を頼む!!』なーんてセリフも
そんなに違和感なく耳に入ってくるのは私だけでしょうか?(苦笑)
現に、我が家も夫は仕事で忙しく、
娘が起きている時に会えるのは、週に1,2度。
出産後は、自分ひとりで娘を育ててるような気がして、
ずいぶん私のストレスが溜まり、月に何度かは発狂していました(苦笑)
その後、何度も何度も話し合いをし、今ではこの状況になんとなく納得してはいますが
(それも、何となく…です・笑)
それでも未だにどうしても夫の協力が欲しい時には発狂しそうになります(笑)
でも実際のところ、男性が育児休暇を取ることはまだまだスタンダードではありません。
2008年の調査結果を見てみると、
育児休業を取得する割合が、女性は89.7%に到達したものの、
男性の割合はたったの1.56%だそうです…。
いやぁ…少ないですね
この数字の背景には、男性本人の『育児』に対する関心の低さというより
育児休暇取得の申請を出すことへの周りの理解が、
まだまだ進んでいないことが原因なのではないでしょうか。
そう思うと、今回つるのさんのニュースというのはすごく勇気があることだと思うし、
これをきっかけに、男性の育児参加への考えというものがこれからのスタンダードになってくれれば
と思います。