三瓶(島根県大田市)
今日は、少し前に行った、島根県大田市の三瓶山山麓にある「三瓶自然館サヒメル」と「さんべ温泉」を紹介しよう。なお、大田市は「石見銀山」でも有名なところである。 三瓶山は、標高1,126メートルで、カルデラを中心に5つの山が環状に連なり、国立公園となっている。国引き神話では、大国主命と同一視される八束水臣津野命(やつかみずおみつぬのみこと)が、出雲の国が狭いため、佐比売山(三瓶山)と火神岳(大山)に綱をかけて、色々な所から余った土地を引いてきて継ぎ合わせたとされている。そして、できた土地が、現在の島根半島ということらしい。 この三瓶山の麓にあるのが、「三瓶自然館サヒメル」である。ここでぜひ見ておかなければならないのは、埋没林の展示である。埋没林とは、森林が生えているときのまま地中に埋もれたものである。この三瓶埋没林は、1983年に水田の工事を行っている際に発見されたらしい。三瓶自然館には、2~4階の吹き抜けの展示場に、高さ10mを超える幹と、根株や小枝がついた幹が展示されており太古のロマンを感じさせる。 館内には、プラネタリウムもあり、全天周映画はすごい迫力である。この他にも、三瓶山の動植物や地質学関連の標本や、島根県の自然に関する展示もあり、見所が満載である。 ちょっと離れているが、三瓶小豆原埋没林公園もあり、三瓶自然館との共通入場券も発売されている。「三瓶自然館サヒメル」 さんべ温泉は、毎分3,000リットルと、全国でも有数の湧出量を誇っている。泉質は、アルカリ食塩性炭酸泉で、胃腸病・肝臓病・婦人病をはじめとした様々な病気に効果があるということである。 「さんべ温泉」[島根県のおみやげ色々]「出雲老舗そば屋のポン酢(6本セット)」「ふぐ味醂干 900g(36~45枚)」「石見銀山”老舗そば屋さんのポン酢(3本セット)」