物理学と化学
大学時代、ランダウという物理学者の伝記を読んだ。その内容は、ほとんど忘れてしまったが、当時は相当感銘を受けて、物理学に興味を持った。当時は、大学の1,2年は教養課程で、ほとんど専門の電気工学関係の講義はなかったので、教養課程の物理関係の科目を沢山履修したり、自分で専門書を読んだりして勉強した。 実は、高校時代は、物理はそれほど得意ではなく、化学のほうが好きであった。しかし、これ以来、化学はきっぱり捨てて、物理フリークになってしまった。(↓私が読んだ本は、最近は見当たらないが、この人がランダウです。) 当時読んだ物理関係の専門書の中でいい本だと思ったもののひとつは、「力学(2)解析力学 」(原島鮮:裳華房)である。これは、確か、ムツゴロウ先生の本の中で紹介されているのをきっかけに、読んでみたのだが、その理論体系の美しさにすっかり魅了されてしまった。 今でも、まだ販売されているので、評判がいいのだろう。↓「力学(2)解析力学 」(原島鮮:裳華房) その他にも、色々と感銘を受けた本はあるのだが、機会があれば、おいおい紹介していきたい。元々、電気工学は、物理学を基礎としているので、物理学の知識は、電気工学を学ぶ上でも非常に役立った。 その代わりに、得意だった化学のほうは、大学以来ほとんど縁が切れてしまった。その反動か、最近、化学のほうも勉強したくなり、手始めに、放送大学で「物質の科学・量子化学」を履修している。