カテゴリ:エトセトラ
散歩で疲れて、大丸神戸店に立ち寄ったところ、職人の技「手仕事展」というのが目に付いて...。 催事場へ行ったら 「熊野筆」とありました。 ひょっとして 広島弁のおじいちゃんに会えるかも? と思って店番の女性に聞いたら 「あ、今ちょっと暇つぶしに行ったんだけど、そのうち戻ってきますから」いう返事。 いつも使っている筆の「玉信堂」さんです。 「道具が助けてくれるよ」って、このおじいちゃんに言われてコリンスキーの筆を初めて買ってから、今まで3回お目にかかっています。都度筆を買ってきました。 最近、ようやく筆先が使えるようになったかな?という未熟な私ですが、ちょっといい硯が欲しくて、聞いてみたのです。そんなことをしていると戻ってこられました。 「見栄えだけして手ごろなのが欲しかったら そっちの中国製のがええけど、使いやすいことを重点におくんやったら国産の石のほうが軟らかくていい墨が磨れるよ。その大きさだったら小筆にちょうといいし、値段も高いことはないやろ? 一ついいものを持ったら一生使える。」って言われて、最初に目についた硯にしました。 手のひらに乗るくらいの大きさで5,250円。宮城県の雄勝硯です。
この筆のうち 硯に一番近いのは他所のです。毛が全然ちがいます。(^^ゞ
一つ道具が増えました。 これで美しい墨色が出ればうれしいなってワクワクです。 おじいちゃんが絵を描いてくれました。 これで4枚目です。筆が自在に動くのに目を奪われます。
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