オーストラリアGPの予選が終わったが、ビッグサプライズがあった。
佐藤琢磨が最終ピリオドまで進出し、10位のグリッドを得たのだ!アンソニーも11位に入って、そろって本家HONDAチームのお株を奪った!!
グリッドの詳細は以下
順位 ドライバー名 チーム エンジン 終ピリオド 第二ピリオド 第一ピリオド
1 K.ライコネン Ferrari Ferrari 1:26.644 1:25.644 1:26.072
2 F.アロンソ McLaren Mercedes 1:26.697 1:25.326 1:26.493
3 N.ハイドフェルド BMW BMW 1:26.895 1:25.358 1:26.556
4 L.ハミルトン McLaren Mercedes 1:26.674 1:25.577 1:26.755
5 R.クビサ BMW BMW 1:26.696 1:25.882 1:27.347
6 G.フィジケーラ Renault Renault 1:27.270 1:25.944 1:27.634
7 M.ウェバー Red Bull Ferrari 1:26.978 1:26.623 1:27.934
8 J.トゥルーリ Toyota Toyota 1:27.014 1:26.688 1:28.404
9 R.シューマッハ Toyota Toyota 1:27.328 1:26.739 1:28.692
10 佐藤 琢磨 Super Aguri HONDA 1:27.365 1:26.758 1:28.871
11 A.デビッドソンSuper AguriHONDA 1:26.986 1:26.909
12 N.ロズベルグ Williams TOYOTA 1:27.596 1:26.914
13 H.コバライネン Renault Renault 1:27.529 1:26.964
14 J.バトン Honda HONDA 1:27.540 1:27.264
15 ブルツ Williams TOYOTA 1:27.479 1:27.393
16 F.マッサ Ferrari Ferrari 1:26.712
17 R.バリチェッロ Honda HONDA 1:27.679
18 S.スピード Toro Rosso Ferrari 1:28.305
19 D.クルサード Red Bull Ferrari 1:28.579
20 V.リウッツィ Toro Rosso Ferrari 1:29.267
21 A.スーティル Spyker Ferrari 1:29.339
22 C.アルバース Spyker Ferrari 1:31.932
フェラーリのフェリペ・マッサはトラブルで16位に沈んだが本来は1位か2位に名を連ねるはずだから、タクマが今後も10位以内を得るには、ウイリアムズのマークやトヨタのヤルノとラルフの前に出なくてはならない。
だが、それも可能な気がしてくる今日の予選なのだ・・・何しろ2日前にデビューしたマシンで此処までやれるのだから・・・・・・。
スーパー・アグリ・チームのタクマとアンソニーはこれからもしのぎを削ってコンマ1秒を削り取る、素晴らしいライバルになるだろう。
ルイス・ハミルトンの4位も立派な物だ、初めてF1で、初めてのコース、しかも市街地コース、という条件で予選に挑み、プレッシャーもかかるところでこのタイムだから、末恐ろしい新人である。
マーク・ウエバーはやはりここ一番の予選は速い。燃料の共に軽い第二ピリオドが純粋な速さの目安だろうから、この男、フェラーリに乗ったらチャンピオンを争う器なのかもしれない。
ホンダの栃木チームはガッツポーズをしたことだろう!SA07を作ったのはホンダ栃木工場のはずだから・・・・参考の為、
去年のグリッドを見てください。
1 J・バトン ホンダ 1:25.229
2 G・フィジケラ ルノー 1:25.635
3 F・アロンソ ルノー 1:25.778
4 K・ライコネン マクラーレン 1:25.822
5 J・P・モントーヤ マクラーレン 1:25.976
6 R・シューマッハ トヨタ 1:26.612
7 M・ウェーバー ウィリアムズ 1:26.937
8 N・ハイドフェルド BMW 1:27.579
9 J・ヴィルヌーヴ BMW 1:29.239
10 J・トゥルーリ トヨタ no time
11 M・シューマッハ フェラーリ 1:26.714
12 D・クルサード レッドブル 1:27.023
13 V・リウッツィ スクーデリア トロ ロッソ 1:27.219
14 C・クリエン レッドブル 1:27.591
15 N・ロズベルグ ウィリアムズ 1:29.422
16 F・マッサ フェラーリ no time
17 R・バリチェロ ホンダ 1:29.943
18 C・アルバース ミッドランドF1 1:30.226
19 S・スピード スクーデリア トロ ロッソ 1:30.426
20 T・モンテイロ ミッドランドF1 1:30.709
21 佐藤 琢磨 スーパー アグリ 1:32.279
22 井出 有治 スーパー アグリ 1:36.164
去年のタイムとを比べてみると興味深いです。
上位5位まではミシュランタイヤで・・・今年はミシュランが撤退したのですが6位、7位のBSタイヤのタイムを見てください。今年のBSタイヤでのキミ・ライコネンのタイムとほぼ同じです。2秒ほど遅くなると言う今年のコントロールタイヤでも、シャーシー側の進歩ですでに取り戻してしまった感があるのです・・・・エンジンは19000rpmに制限されましたが・・・・。