銀河はるかに

故障したＤＥＬＬのワークステーションだが、電源コードを抜き、完全に冷えると、再起動出来ることが解ったが、温まった状態では、やはり再起動が出来なかった。

そこで、冷やしてから再起動して、サービスマンが来るまでの間に、最近のデータを外部ストレージにバックアップした。

サービスマンが来るのが午後5時15分と言う連絡があったのは午後3時頃で、その少し前にはマザーボードと電源ユニットらしき部品が宅配便で届いた。

念の入ったアポイントメントの連絡を2度受け取った。その2度目には、「修理の時にデーターが失われたとしても、その責任は取れませんが、了解のサインをしていただいてからの作業となります」と来たもんだ・・・。

「選択肢は他に無いのですから仕方ありませんね」と答えた。

他に、「お伺いする際に何か注意しなくてはならないことはございますか？」と聞くので、「我が家には臆病な2匹の猫と獰猛な妻が一人居ますので注意してください」と軽口を叩いておいた・・・・。

サービスマンは約束の時刻に遅れることなくやってきて、手際よく様子を調べると、分解にかかって、電源ユニットのみをチェンジして見ていたが、やはり一度マザーボードの様子も調べると言って、交換作業に入った。

やはりマザーボードも交換したほうが良さそうだと言うことになって、両方の部品を交換したところ、電源コードを繋いだ瞬間に一度電源が入り、一瞬ファンが回り、そして切れると言う一連の動作をするようになり、「此れがこの機種の正常な反応なんです」と言って、「やはりマザーボードにも原因があったということのようです」・・・ということで、初期設定をして作業が終わった。

マザーボードの交換の後は、バイオス側がＳＡＳのＨＤＤを認識する動作に30分以上かかったが、無事情報を取得し完了した。

8時ごろになったが、私の壁紙にしている、私の設計する車が気になるようで、車やＦ１の話になって、しばらくそんな話をして、サービスマンは面白そうにしていた・・・・。

チップをあげるべきだったのだろうか？？？・・・・・そういう習慣の無い私は、手ぶらで返してしまった・・・・・・笑。（私の入れたドリップアイスコーヒーと幸水梨は剥いてあげたが・・・。）

故障後、２０時間でマザーボードと電源ユニットの交換をして無事にワークステーションは復活した。

一般的なデュアルソケットの８本メモリスロットのワークステーション用のマザーボードは４万円程度するし、７５０Ｗの電源ユニットも１万円は下らないから、部品代は合計５万円程度で、作業工賃は出張を有償で頼めば時間当たり最低５千円程度はかかるだろうから、３時間近い作業で、１万５千円と出張交通費、諸経費に１万円ぐらいかかるとして、しめて７万５千円程度の作業であったろうか？・・・・３年保証に入って居て良かったなあ～・・・・と思いました！！