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カテゴリ:最近のこと・・・。
ここ数日、家内がインフルエンザにかかって、熱や咳で苦しんでいるのだ・・・。
私は、ここ数年で最も忙しい状況で、なかなかBlogも更新しづらい状況で、そんな状況だから、此処で家内のインフルエンザを貰ってしまうわけには行かない・・・。寝込んだり不調で仕事に差しさわりが出てはマズイ状況と言うわけだ。 そこで、計らずも以前買い込んで備蓄してあったN95マスクの出番となった。 同居している家内のインフルエンザが、N95マスクを着用することで、私に感染が起きなければN95マスクの効能が実証されると言える訳です。 罹ってしまった家内は普通のマスク(サージカルマスク=飛沫防止機能マスク)をして飛沫の飛散を有る程度防止し、私は起きている間は極力N95マスクを着用して、実際に家内が高病原性インフルエンザに罹患したと想定し、N95マスクを着用することの息苦しさがどの程度なのか?また家族に罹患した者が居ても感染を防ぎ得るか?の実証実験に近いことが出来たのである。 私はN95マスクを二種買って有り、合計で120個備蓄しているが、今回は安い価格の3M 8000という方を使って実験してみた。(画像のものです) 私が購入したときの価格で1個105円のものですが、実際に常用した時何日で機能に支障をきたすようなことが起きるのか?という事もあり、パンデミックに備えて何個用意すればよいかなど、実際に毎日使って見なくては耐久力もわからないから、何個の備蓄が適当かという事も今回ある程度はつかめるかも知れないと感じている。 先ず、装着による息苦しさは、私には問題にならないレベルで、一日14時間以上の着用でも問題を感じることは無かった。 しかし、このマスクは使い捨てであり、安価であるが耐久力には問題が有りそうだ。 一日使ったところでやや形が変形してきて、それは私の吐く呼気による湿気の影響か?度々マスクを外して、食事を採ったり、お茶やコーヒーを飲む行為によって物理的に変形させるような外力を与えてしまうことに起因するらしい。 そのことと同時に、家屋の中でもマスクをして、罹患した家族からの感染を防ぐということがかなり困難なことであるかも解ってきた。 今までも、家族が感染すればやがて家族全員がインフルエンザに感染してしまうと言う現実は度々経験してきた私だが、N95マスクを着用していても、前述したように、食事や吸水にはマスクを外さねばならず、顔を洗う時も、歯を磨くにも、風呂に入るにも、外さねばならない。 当然のことだが、感染が起きれば死ぬ確率が非常に高いと言われる高病原性のインフルエンザが流行した場合、大きな問題となるのは必至なのだ。 食事も大きな問題になるが、最も大きな問題は睡眠中の呼吸である。N95マスクをしたまま眠ることはどんな影響があるか?実際には無意識にマスクを剥ぎ取ってしまったり、ずらしてしまうだろうし、寝返りで変形させて機能を失わせてしまうことも考えられるわけだ。 それよりも空気の流れが、ある程度阻害される密度で出来たN95マスクを着用して眠ることはやや危険な気もする。酸素不足で悪影響が出るのではないか?などと心配になるのだ。 今日で丸二日使って見ているが、まだ使用は可能だが、1週間は難しいかもしれない・・・。 今日言えることは、3M製N95マスク#8000は健康な大人であれば、着用して生活をしても特に問題は無さそうであり、一部で言われているような息苦しさで、とても3時間も着用を続けられないという話は真実ではない。 第一、実際にパンデミックが起きれば、命がかかっている時だから、多少の不便さや違和感があったとしても、分別のある年齢であれば、マスクを外せばリスクが激増すると解るはずだから我慢して着用することは可能であるし、外せと言われても、絶対にマスクを外したくないはずだ。 しかし、実際に家内のインフルエンザを自分に感染させないというだけでも、問題が多く見つかった。 それは食事の時にはマスクを外さねばならないことを筆頭に、眠る時などの空気の管理が大問題という事であり、分別の付かない幼児や体力の無い老人の居る家庭の問題は深刻であると言うことだ。 しばらく対策を考えてみるが、空気の管理についてはすでに構想もあるが、家族が感染した場合の安全な対策はきわめて難しく、困難であることは予想を超えるものである。 しかし、多くの家庭で実際は感染者が出るのだから、そのときに如何すべきかは今からしっかりと想定し対策を持っていなくてはならない。 このことで政府は有効確実な手法をアナウンスすることは出来ないと思うから、自己責任で何処までの準備が出来るかにかかっていると考えている。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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