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カテゴリ:インフルエンザ対策
先日来、家内のかかっているインフルエンザに同じ家の中で暮らす私が感染せずに済むかどうか、N95マスクを使って実験をしているのだ。
3M製の#8000と言うN95マスクがどのくらいの期間使えるのかも含め、私が家内のインフルエンザに感染しないで済むかは非常に私としても興味深い。 #8000という1個105円のN95マスクは合計40時間ほど使っただろうか?だいぶ形が崩れて来ていて心もとないが、機能は未だ果たしていそうだ、着脱時にどうしても無理をしてしまうので形状が段々と崩れ、折り目が入る感じで、微粒子の透過率に影響があるのかもしれないが、私はインフルエンザに感染している様子はまだ無い。 下の画像は、新品を隣において、4日間使ったマスクを比較してみたところです。 大写しで見ると表面は毛羽だって来て、折れ込むように変形してきているのが判る。 下の内側面の画像では、左はほぼ新品、右側が使い込んだマスクで、折れ曲がるように変形した痕跡が良くわかるだろう・・・。 感想としては、着脱回数が多いほどこうしてマスクの形状が崩れてくると考えられるが、顔とのフィット面に隙間が出来るといった致命的な変形には及んでいないので、マスクの性能としては依然としてサージカルマスク(飛沫防止機能)を上回る微粒子捕捉能力があると思える。 本来この#8000と言うマスクはこうして4日間も繰り返し使用するために作られているものではないが、あえて長く使えるかを試してみているわけですが、此れなら大事に扱えば数日の使用には耐えられそうにも思う。 ただ、4日間使ったマスクの微粒子の透過率が高まっているのかどうか私には良くわからないので、実際にパンデミックが発生した時に、1個を長く使用することが適当かどうかといえば大いに疑問だが、例えば1日使ったものを紫外線などで充分滅菌して再利用するように保存しておくのは良いかと思う。なぜなら、パンデミックになれば半年ぐらい、冬は2シーズンに渡って流行するだろうから、毎日1個使い捨てるのは、もし効果がさほど失われていないとするなら勿体無いことだろうし、もし、捨ててしまっていれば在庫が底を突いた時にマスク無しで過さねばならないことにもなりかねないからだ。 インフルエンザウイルスは、乾燥した空気の中では単体で数時間は生きているとされるが、実際にマスク表面に付着したウイルスなどは数日放置しておけば死滅するし、紫外線に当たればもっと早く死滅してしまうのである。 家屋内に空気と共に進入した飛沫核ウイルスのことを考えれば、静かにしていればやがてウイルスは床に落ち、そこで紫外線に当たったり、単に時間の経過でも死滅するが、空気が攪拌される暖房機や物理的な動作によって床の埃が舞い上がるようなことがあれば、人間の咽に届いて発病させる可能性が少しはあるだろう。 インフルエンザに感染した人が満員電車や人も密度の高いところで咳やくしゃみをするような環境に比べれば、家屋の中は数万倍安全と言えるのだが、家族に感染者が出た時は一気に家庭内は最も危険な環境に変わってしまう。 今回私に家内のインフルエンザが感染しないで済むなら、ある程度の努力で、家庭内での感染も防げると言えるのだろう。 現在、私も家内も同じ部屋に居る時は互いにマスクを着用して、食事も違うテーブルで食べていますが、家内のマスクは普通の布のマスクで、主に飛沫を飛ばさない為にしています。 私はN95マスクで、空気中に漂っているかもしれないウイルスを吸い込まぬようにしている他、比較的頻繁にお茶でウガイをするように心がけています。 今のところ私は夜なべ仕事を続けて体力は弱って来ているだろうことにもかかわらず、未だ感染したらしい兆候は出ていない・・・・。 追伸 無精ひげが伸びてくるとマスクとの密着が悪くなって、スキマが出来易くなります。 マスクをしっかりとフィットさせるには、あごや頬の周囲のヒゲはいつも綺麗にしなくてはなら無いと感じました。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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