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カテゴリ:今日の画像
私の住む町の裏山のような小さな尾根の向こう側を流れる水路は、湧き水から端を発して近くのあまり大きくない川に合流し、さらに4kmほどで東京湾に繋がっているが、2004年にその水路の脇の道を散歩していてカワセミに出会った。
下の画像は2004年に撮影した最初のカワセミ(雄) よく散歩していて毎日のように見ることが出来るので、何度も見る美しいブルーの体にすっかり魅了された・・・。 そして2007年にそのカワセミは父親となった!しばらく同じテリトリーで過ごすのを確認したが、縄張り意識の強いカワセミはひとり立ちする若いカワセミをテリトリーから追い出すと聞いていたので、この若い雌のカワセミはちゃんと生きていける餌の捕れる場所を見つけられるのか心配だった。 下の画像は2008年に同じ水路で見た1歳に満たない若い雌のカワセミ そして今日、その同じ水路で久しぶりにカワセミを撮影したのです。 赤いダウンジャケットを着ているせいか?近寄ると10mほどで飛んで逃げてしまうのです・・・・。やはり鳥を撮るには赤は禁物です!! ダウンジャケットを脱ぎ、越に縛り付けてそっと近づき約8mほどの距離からやっと数枚の画像が撮れました・・・。 下の画像は、4年前の若かったカワセミの成長した姿(たぶんそう思います) 毎日必ず散歩しているわけではないけれど、歩く時にはカワセミの居る水路の脇の道を選ぶので、2004年に初めてカワセミに出会って以来、8年間でおそらく2世代の親子のカワセミを見ていると解ります。 一説によるとカワセミの平均寿命は2年などと言われていますが、1歳を迎える前に死ぬカワセミが多いためにそういう風に伝えられているのだと感じます。無事に成長しても親のテリトリーをやがて追い出されると、生き延びていけるだけの餌場を確保できなければ、あの小さな体ですから数日餌を捕れなければ餓死してしまうはずです。 また若い頃は警戒心も少なくて、蛇や猫、タカなどの猛禽に狙われる可能性も高く、一年生き延びられる固体はおそらく1/4~1/10程度ではないかと思います。 2008年ごろにはいつもの水路だけでなく近くの池などで多分4羽のカワセミが居るのではないかと感じるほど頻繁にカワセミを見ることが出来ましたが、ここのところいつもの水路でだけしか見ることが出来なくなり、他のカワセミは死んでしまったか、縄張りが近いためより遠くの餌場を探して移動してしまったのだろうと思っています。 今日やっと捉えた画像は嘴の下側がオレンジ色と確認できたので、雌の特徴であり、私が散歩中に見ている流れから、4年前のあの若いカワセミが、この水路で生き続けて居るのだと思ったわけです。 最初の画像の雄の姿は2009年の秋には見ることが出来なくなっていました。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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