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カテゴリ:デジタルツール
ワークステーションのストレージを徐々にSSD化しているのですが、IntelのSSDに次いでPLEXTORの256GBモデルを購入してみた。
まだ取り付けていないので評価も出来ないが、SSDも5年間の保証がつくようになった事は、隔世の感もある・・・・。 SSDが出たばかりの頃に買ったが、プチフリーズも起きるし、直ぐに壊れるはで、使い物にならなかった経験も有るのです・・・・笑。 日本のシナノケンシというメーカーのブランドで、「プレクスター」はDVDのドライブ等で知られた存在だったが、SSDのメーカーとして良い製品を送り出したと言えるでしょう。ただ、製造地は台湾になってます。 東芝製のNAND flashを使ってサーバー制御用MarvellRチップによりSATA6GB/sec接続なら、読み込み速度540MB/sec、書き込み速度420MB/secを実現するという・・・・。 東芝製の24ナノ製造技術で作られたToggle NANDフラッシュメモリが使われているのも日本人としては素直に嬉しい。 このSSDはDDR3のバッファメモリを512MB搭載していて読み書き速度を確保しているだけでなく、これまでのSSD欠点をことごとく克服していて、速度劣化等が起きないと謳っていて、保証が5年間ついているのが驚きです。 これからもSSDはさらに速く、そして安くなって行くでしょうし、省電力やダウンサイジング、寿命の点でもHDDのシェアを奪って行くと考えられますが、2012年のこの時点で、速いだけでなく、その速度が変わらず持続する独自のファームウエアもあり、5年間の保証を提供できると言う点で、SSD業界のトップに立ったと言える製品ではないかと思います。 5年間の保証を謳えるというのは、頻繁に書き換えが起きるメモリの記憶部分を意図的に分散させて、メモリーセルの一部だけが直ぐに寿命に達しないようにするソフトウエアを組み込んであると言うことだと思うわけです。 多分そうした取り組みがメーカーにあって、5年間使い続けても速度の劣化が無いと断言できる製品になったと考えられますが、他のメーカーがそのことに気付いていないはずも無いわけですが、真剣にそうした技術を盛り込んで作れば寿命は延びて行くわけですが、長く使えて丈夫なものを作ると言うことは、1台nSSDが売れた後、そのPCには5年間の買い替えが起きないことが予想されますから、ちょっと考えると自分の首を絞める結果になるのではないかと思ってしまいます・・・・。 でも、どうでしょうか?PCは5年経てばほぼ旧式化するから、その程度のサイクルで売れれば良いと考えたのかもしれませんし、現在そういう長い保証を謳うメーカーは他に無いので、安心感でこのメーカーの製品は売れて行くと思うし、他のメーカーもそうした長い寿命と性能の維持に取り組むきっかけを作ったと言えるのではないでしょうか? やっぱりそういう良心的な製品は日本人が世に出したと言うことで、それはやはり、素晴らしい事だと思っているわけです。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2012.03.11 00:00:10
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