|
カテゴリ:コンピューター
HighPoint Rocket640L とIntel335SSDの組み合わせで起きた?不具合。
SolidWorksがQuadrok5000の能力を引き出せない理由。 DELL PRECISION T-7500 ・CPU:XeonX5680×2 3.33GHz(6コア×2 HT時24コア) ・メモリ:24GB(4GBx6) ・SSD:240GB Intel335 SATA2.5Inch 6Gbps(非RAID)×2 ・HDD:1TB WesternDigital SATA3.5Inch 7,200rpm 64MBCash 6Gbps)×1 ・VGA:NVIDIA Quadro K5000(PCIe×16) ・IFB:SATA6Gbps SATA312-PCIe(ブート:玄人志向)2ポート(PCIe×16) ・IFB:SATA6Gbps Rocket640L(HighPoint)4ポート(PCIe×8) ・IFB:USB3.0 SD-PEU3R-2E2IL(AREA OverFenderR)2ポート(PCIe×4) ・IFB:FAXModem PCI SOFT92MODEM(PCI) HighPointのRocket640Lと言う6GBSATAボードでIntelSSDのCドライブをブートドライブにすると、ウイルスチェックの途中やネットブラウジング中にフリーズしてしまう症状が出て、Rocket640LのSATA6Gbpsポートを使ってCドライブに接続している間は何をしてもフリーズの発生を止める事は出来なかった。(ウイルスチェック中のフリーズの多くはHighPointRocket640Lに接続したEドライブをスキャン中に起きていた。) そこで、もう一台のほぼ同じ仕様のPRECISION T-7500では問題の出なかった玄人志向のSATA312-PCIeを、新たに購入し、PCIe×16のスロットに追加し、そこにブートセクタのあるインテルのSSDドライブを接続することにして、ようやくフリーズ症状を出さずに済むようになった。(ブートドライブC以外は今もHighPoint Rocket640Lに接続してある。) Rocket640Lの初期不良なのかインテルSSDとの相性なのか、判断はまだ着かないが、同じマーベルのチップとドライバーで動く玄人志向のボードではなぜかブートで使ってもフリーズは起きないのだ。 オンボードのSASを使わずにHighPointのSATAボードにこだわってみたのは、汎用のSSD6GBを使えるメリットがあるし、4ポートの6GBSATAが使えるし、(玄人志向のSATA312-PCIeは2ポートしかない)SASブート時の立ち上げ時イニシャライジングに時間を取られることもなくすばやく立ち上がるのが良いと思ったからだが、ウイルスチェック時のオールデバイススキャンでフリーズしたのではとても使えたものではない・・・・。 いろいろと原因の切り分けを試みたが、HighPointのRocket640Lが絡んでいるか?と気づくまで原因が全くつかめず、ここまでセットアップするのにずいぶんと時間がかかってしまった。 その後の状況:2014年10月にやはり途中で通信が切れてしまいコピーなどが出来なくなる現象が出たためHighPoint Rocket640Lを放棄し、玄人志向SATA312-PCIeに変更しました。 またSD-PEU3R-2E2IL(AREA OverFenderR)も不安定であり速度も出ていないので利用を中止した。 ↓ 現状での大まかなパフォーマンス Windowsのコントロールパネルの中のシステムで調べられるパフォーマンスの情報とツール(Windows エクスペリエンス・インデックス)の評価数値は全ての項目で7.8であった。(満点は7.9) 現時点では普通のWindowsPCとしての最高スペックに、全ての部分で0.1ポイント足りないと言うレベルであることが解った。 グラフィックスボードはNVIDIA Quadro 4000が装着してあったのをQuadro K5000に換えてみたが、Quadro 2000や、Quadro 4000のパフォーマンスに比べ描画性能において明確な向上を感じることは出来なかった。 私が使っている3D-CADのSOLIDWORKSで殆ど目立った体感上のパフォーマンス向上は感じなかったのだが、どうも、ミッドレンジ3D-CADであるSOLIDWORKS2012(2013は今後評価する)では、ユーザーがハイエンドなグラフィックスボードを使うことを想定していないのか、Quadrok5000のパフォーマンスを引き出すような使い方が出来ていないようだ。(SolidWorks2013は、とっくに手元に届いているが2~3回のリビジョンアップの後でないとバグが修正されていないことも多いので、サービスパック3以降から使う予定。) どういうことかといえば、複雑で作画要素の非常に大きなモデルやアッセンブリーをグルグルとハンドリングしようとして動かすと、細かい部分が描写されなくなって、モッコリとした塊のように画面では表示されてしまうのだが、そういう反応はグラフィックスボードが限界に達した場合に起きる不可避なものであるはずはなく、あらかじめソフトウエア側がグラフィックスアクセラレーションでフリーズ現象のような描画遅延が起きないように、ソフトウエア処理で、或る一定のポリゴン数以上のモデルと言う設定で、一時的に処理対象ポリゴン数を大きく減らすように簡素化して、軽く動くようにする仕組みを持っているからに他ならない。 せっかくのK5000も本来の実力を発揮できないから、その辺がちょっと残念である・・・・。 今後は、そうしたハンドリングのためにポリゴン数を減らすようなソフトウエア処理のレベルをユーザーが指定できるように改良するか、実際にアクセラレーションに大きな遅延が起きそうになった時だけにそういった処理が実行されるように修正していただけるように、メーカーに働きかけてゆこうと思う。 追記 DELLのプロサポートと言う保守サービスを契約中だが、非常によく対応してくれる。 普通、多くのメーカーのPC保守サービスでは、購入した時の状況から自分で改変した場合など、対象外として扱われるが、DELLのサポートでは門前払い的な対応は一度も受けたことがない。 DELLを褒めて彼らからお金をもらえるわけではないけれど、PCの保守契約で、一年中、365日、24時間いつでも電話サポートを利用できる私は、この事だけでも他のメーカーに乗り換える気は起きないのだ。 いざハードウエアのトラブルが起きたとき、翌日にはあらゆる交換品を携えたサービスエンジニアが来訪してその場で修理してくれると言う対応などに感動を覚えたこともあるのだが、こんな迅速な保守サービスもなかなか他では聞かないが、如何だろう。 今回のフリーズトラブルの件でも、休日の深夜午前2:00頃に電話して、自己責任で行ったワークステーションの改変であることを告げ、「もし何か類似情報が有ったら教えてほしい」と聞いたのだが、親切に調べてくれるだけでなく、その後も如何であるかなど何度も電話までしてくれていた。 実際にHighPointのRocket640LとIntel-335シリーズSSDの組み合わせをDELL Precision T-7500でブートドライブに使った前例の記録はサポートセンターはなかったため、的確なサジェスチョンを聞けたわけではないが、本来自己責任で行う改変作業に対しても実に協力的に対応してくれていたのです。 だから私は自分の行った改変の結果と克服した経緯を含め、全てをDELLのプロサポート部門に電話して、今後の私以外の同様なユーザーへの手助けになるように、ひとつの前例として記録してもらっているし、ここにこうしてDELLの対応の良さについて書くのは、彼らへの率直な感謝とDELLと言う会社のサービスへの姿勢を正しく評価するためにも書くべきと、自分が思ったからなのです。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
[コンピューター] カテゴリの最新記事
|