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カテゴリ:トレッッキング
8月の27日、朝4時10分前に家を出て、嘗てCB750Fを駆る友人とウサギと亀をやりあった麦草峠を目指した。
今年は夏休み中の天気が非常に悪く、殆ど晴れる日が無かったので私達夫婦も何処へも出かけられずに居たが、前日の天気予報では久々に日曜日が晴れると解ったので、急遽晴れている場所の何処かの山に登ることにしたのだ。 恐らく多くの人達も夏休み最後の日曜日、しかも久々の晴天となれば行楽地は混みあい、麦草峠の無料駐車場もすぐに満車となってしまう事が予想されたが、7時40分頃に到着した時に僅かに一台分の空きがあり、私たちは運よく停めることが出来た。 駐車場には案内をするための人が居たので聞いてみると、ほんの少し前に一台駐車場を出た車が在り、そこへ私たちが丁度運よく到着したのだと解った。 この時期、朝の6時には満車になってしまうとのことで、運が良かったという事に尽きるようだ。 下は、今回のトレッキングの動画です。(33分と長いです) トレッキングの動画は此処 出発前の駐車場で、靴を履き替え、私がトイレに行っている時に家内は不思議な生物を見たという・・・、それはハリネズミの様だったと言うのだが、2127m程の標高の北八ヶ岳周辺に居るはずのない動物だし・・・?もしそれがハリネズミであったとすれば誰かのペットが車から逃げ出してしまった?としか考えられず、家に帰ってからハリネズミやモグラの画像を見せて確認したが、やはりどう考えてもハリネズミで、しかもその大きさから言えばまだ子供なのだろうという事になったが、カメラで撮ろうと一瞬思ったのだと言うが、逃げるように車の下に入ってしまい、私がトイレから戻った時に付近を二人で探してみたが、その姿はすでに無かったのです。 不思議な生物を見たと言う家内の話だったが、それ以上何もできないので、AM8時頃、北横岳に向けて出発した。 帰りの途中の5辻の東屋の前で、一匹のアサギマダラが私の近くにやって来たのですが、私が手を出すとすぐにその手に停まるのでした・・・。 そんなこともあるのかと驚いたが、私の手の汗でも吸うかのように、吹管を伸ばして吸うので、家内が甘い物でもあげようかと言うので、私は家内の手に蝶を誘導して、飲み終わったゼリードリンクの容器から僅かに残ったものをあげると、それを一生懸命吸いだしたのです。 程なく全部吸ってしまったので、次にはアクエリアスを少しだけあげるとそれも吸っていました。 アサギマダラは1000km以上渡りをする蝶として知られた蝶で、この八ヶ岳付近でたくさん栄養を摂って南の九州や台湾を目指すのでしょうか? 私達が再び歩き出して、およそ10分ほども、ずっと家内の手に停まって甘い飲み物を吸っていました・・・。 アクエリアスは塩分もあるのですが、大丈夫なのでしょうか?少し心配だったのですが一所懸命に吸って飲んでいたところを見ると大丈夫なのでしょう・・・。 帰ってからWebで調べてみたのですが、アサギマダラは比較的人を恐れないようですが、人の手に停まって甘いドリンクや、ましてスポーツドリンクの様な塩分を含む飲み物を美味しそうに吸うという様な記事は一つも発見できませんでしたから、私達夫婦はとっても稀で不思議な経験をしたのだと判りました・・・・。 私たちは昆虫である蝶と触れ合えただけでなく、フレンドリーな振る舞いにとても癒されました。 飛び去った時は、「元気で旅をしてね」と声を掛けずにはいられない気持ちになりました・・・・・。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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