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カテゴリ:F1・モータースポーツ
ふと人間の行う動物への殺戮がどれほどなのか疑問になって調べてみたが、世界的な統計の記載が見つからなかったので、正確さには欠けるが、おおむね下記のようなものかもしれない。
牛・・・2億6千万頭以上/年 豚・・・12億頭以上/年 鶏・・・30億羽以上/年 正確でない可能性もありますが、いずれにせよ凄い数になるのです・・・。 全て74億人の胃袋に収まるわけです・・・・・。 日本人は1960年当時は牛肉も豚肉も鶏肉もそれぞれ年間1kg程度しか食べていなかったのですが、2014年の調査では牛肉で6倍の6kg豚肉と鶏肉はそれぞれ12倍の12kg食べるようになりました・・・。 これが日本人の食事における西欧化と言う事で、そのために生活習慣病が非常に増えたと言われています・・・・。 自分が動物を食べなければそれで良いと思う人が居るが、 所詮それは問題の根本的解決を目指すものではなく、自分の気持ちの問題と言う事に尽きることだろう・・・・「自分の可能な自由を誰にも迷惑を掛けずに行っている」と言うつもりかもしれないが、自分自身が今そこに存在していられるのは自分たちに遺伝子を繋いでくれた先祖達が居るからであり、現在につながるすべての先祖たちが生死を掛けた血みどろの生存競争を生き抜いて貴方に今の命を届けた歴史的現実を否定することになると思うのだ・・・・。 動物たちを食べなければそれで自分の気が済むと言う所で留まってしまって良いものだろうか? 自分たちが今そこに存在し得るのは30数億年に渡って先祖たちが他の生物を糧にしてきたからに他ならない・・・。 もし他の生物に一切の危害を加えないと言うなら植物の葉一枚も食べることは出来ないのだから、他の生物に危害を一切かけずに生きると言うことが何らかの正しさを持っていると言う考え方に疑問を持つべきだろう。 我々人類だけでなくすべての生物は自分の生存に障害をもたらすような微小な生物や細菌などすべての微生物を殺しまくることで生きているのです。 小さすぎてその動物や植物、真菌類などは目に見えないだけです・・・。 見えなければ許すのですか?野菜につく極小さな昆虫なども農薬や天敵を使って殺すから収穫もできるのです。 もし他の生物を傷つけることが悪と言うなら、地球上の生物はすべて悪の化身と言って良いのではありませんか?そう考えれば、そういう考え方には問題があると気づくのではないだろうか? ジャングルや深い山中で猛獣に襲われて自分が食われるまで気づかないと言うのは生物として生存に適さないことになります・・・・。 現在の地球の人類の文明では、我々が生きて行くための栄養素を無機物から合成することは未だ出来ていません。 しかし、やがて人工的に食料を作り出せる日が来ると私は思っています。それまでは、生物由来の栄養素を摂取する他ないでしょう・・・。 それまでは、それを悪と思わず、食べて行くべきと思います。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2017.09.17 20:20:43
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