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カテゴリ:F1・モータースポーツ
昨日辺りのニュースでマクラーレンはシャシー部門の最高技術責任者(CTO)のティム・ゴスを更送するらしいとのこと・・・・。
今更の感がありますが、それでもHONDAのエンジンのパワーが足りないからと言い続けて来たものの、今年の開幕三戦での予選でのマクラーレンは去年までとほぼ変わらず直線が最も遅いチームであることを露呈し、とうとう原因はシャーシーにあることを認めるしかなくなりました。 まあ、起きるべくして起きた人事ですが、HONDAエンジンをマクラーレンが独占使用してきたことが彼らの判断を狂わせていたとも言えますが・・・、だったら今からでも、数々のHONDAに対する無礼な言葉を謝罪すべきですね・・・・。 壊れやすかった昨年のHONDAエンジンだったこともあるから、HONDA側は何も言えずにいた訳ですが、直線の遅さをエンジンパワーの問題だけのように公言してはばからないばかりか、シャーシーではベストであると言っていたのだから、彼らは大いに恥じるべきですね。 ルノーのエンジンを搭載したらトップを争えると、最初は元気な発言をしていたものの、その後レッドブルよりも良い成績を出せる自信が無くなったのか?次第にトーンダウンしていましたが、シーズン前のテストで散々だったこともあり、マクラーレンは更に弱気に後退し、「自分たちの目指すべき位置はレッドブルだ」等と言い始めて、レッドブルに及ばないだろうことを暗に認め始めていたし、開幕後の3戦の予選の遅さに、やっと自分たちのシャーシーが悪いと言わざる得なくなり、今回のアゼルバイジャンGPではセットアップの哲学の変更をするという表現で、低ドラッグのセッティングに振ることを発表するありさまでした。 アゼルバイジャンGPの予選結果が示す通り、ルノーエンジンを積むレッドブルとルノーに完敗しています。(今シーズン中にルノーエンジンを使うチームのなかで最下位を免れられるかは疑問なのです) 自分たちの誤りにやっと気づいたのか?本当に・・・今更ですが・・・、謙虚になったマクラーレンは力を出す可能性のあるチームですし、アロンソの実力は今も充分光を放つものですから、これからのマクラーレンはシャーシーの改良と共に侮れないものとなって行くと思います。少なくとも今シーズン終了時にトロロッソに負ける事だけは避けたいはずなので、そこでは彼らも頑張るはずです。 恐らく来期2019年のシーズンはレッドブルとトロロッソの2チームにHONDAエンジンが搭載されると思われますが、今年一年を掛けて、シーズン終盤ではフェラーリやメルセデスと互角に戦えるレベルにまで届くような開発が期待されるのです。 ガンバレHONDA!! お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2018.04.30 13:16:29
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