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カテゴリ:自動車
なんとフォルクスワーゲンのディフィートデバイスによる不正が明らかとなった後に生産されたメルセデスベンツブランドの車にも、車台検査時には排気ガス中のNOXを減らすようにエンジンを制御するソフトが搭載されていたことが明らかになって、ドイツのアンドレアス・ショイアー運輸相がダイムラーのツェッチェ社長に対して、即時のリコールを命じたという事です。
これに先立って5月に独連邦自動車局がダイムラーのバン「ビトー」のディーゼル車が不正なソフトを搭載しているとしてリコールを命じたことに対し、ダイムラーはこのリコール指示を不服とし、法廷闘争も辞さないと、争う姿勢を見せていたため、ドイツ当局はさらに厳格な調査を進め、今回の措置に繋がったとされています・・・・。 私個人としては、フォルクスワーゲンの不正発覚以降も、こうしたごまかしソフトを堂々と使って、非合法なこともバレなければ良いとばかりに行っていたダイムラー社の不誠実さが驚きです。 日本人の盲目的なベンツ信望者はこれでかなり減るのかと思います。 現在欧州地域では77万台以上がそれに該当するのだそうですが、それだけで止まるのか疑問です。 それにしてもMAZDAのエンジン技術がいかに優れているのか!改めて実感させられるニュースです。 内燃機を使った自動車を発明したダイムラーでもできなかったディーゼルエンジンの低公害化を尿素触媒無しでユーロ6に対応させた技術がどれだけ画期的で優れているのかを示していますね。 低公害の内燃機がすでに日本の技術にはかなわないことを悟ったドイツ、およびヨーロッパ諸国は内燃機そのものを悪者にするスケープゴートにしました。 ヨーロッパ諸国がEVを推し進める理由がそこにあるのです。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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