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カテゴリ:美味しい物
我が家の小さな庭には、約25年前に長野県に出張していた時に買ってきて植えた杏の木が1本ある。
毎年実をつけてくれるアンズも、ここ3~4年は毎年30kg近く収穫できるようになったのだが、去年は数が少なかったので大粒のアンズが獲れて、コンポートにしても買ってきた果実のように見事な出来になった。 下は去年のアンズの加熱後の画像 下の画像は今年獲れたアンズをコンポートにし、瓶や密閉ポリ袋に詰めたものです・・・。 今年は花の時期にたくさんの花をつけたので、すでに気づいていたことだが、実ったアンズは非常に多く小さな粒となった。 約36kgの収穫となったが、実の数で言えば恐らく去年の3倍程で、完全無農薬の影響もあって果実表面に付いた傷や星(染みのような斑点)をきれいに取り除いて作るコンポートやジャムにかかる手間は3倍という事になってしまった。 尤も36kgのアンズは、表面を綺麗にする工程で10kg程は選別され不良として捨てたのだが、それにしても何時もは夫婦二人で二日もあれば終わる作業が五日に及んだことでも、今年扱った数の多さを実感することになりました。 コンポートにするためには、アンズの身を二つ割にして、種を取り出して、出来上がった時の美しさの為に、表皮の傷やホシを包丁で削ぎ、砂糖をまぶしながら鍋に並べるように入れてそれを重ね、一晩おいて砂糖の浸透圧でアンズの身から大量の水分が出て全量のアンズが、果実のジュースに浮かぶ様なるので、そこから火を入れ、沸騰する直前まで加熱し、火を止めて半日置くとアンズの実は自分の出した果汁を再び吸って果汁の中に沈みます。 こうして作ったアンズのコンポートは、その果汁と砂糖の甘さでは酸っぱくてあまり美味しくは無いので、果汁を別の鍋に1/3程取って砂糖を多めに加えてかなり甘いシロップを作り、そこに、出来ている加熱済みのアンズの実を合わせて瓶詰にしたり、密封可能なポリ袋に分けて冷凍しました。 例年は瓶に詰めて蒸し器で加熱してから蓋を閉め密封し、常温保存が可能な様にするのですが、去年始めた冷凍保存の方が長期保存でも味も色も変化が少ないことが解ったので、今年は全量を冷凍庫で凍らせることにしたのです。(冷凍時は蓋を緩め、冷凍完了時にふたを閉めます。そのために瓶の場合口切一杯にはしません。) 画像の瓶詰の中ほどの瓶は、すでに凍っていたのですが、撮影の為にテーブルに並べたので、瓶の表面に霜がついて白く見えています。(ここに映っているのは全体の2/3程でまだ残りが鍋に入っています。) 毎年作るアンズのコンポートとジャムですが、2/3程は家内の姉妹や友人へのプレゼントとして配り、残りの1/3は、子供たちにあげたり自家仕様に供されます。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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