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カテゴリ:F1・モータースポーツ
昨夜DZONでF1を見ていた・・・・。
HONDAはオーストリアGPで勝利した勢いそのままに英国GPでも速さを見せた。 しかし、アルファロメオのアントニオ・ジョビナッツィの単独スピンによるセーフティーカーの影響で運不運は大きく分かれた・・・・。 それによりまず不運はフェラーリのシャルル・ルクレールに及び、4位から6位にまで順位を落としてしまう。一方セーフティーカーの入ったタイミングでタイヤ交換に入ったセバスチャン・ベッテルは3位にジャンプアップして、フェラーリの内部での順位だけが逆転したように見えた。 HONDAもそSCの影響でマックス・フェルスタッペンが、僚友のピエールガスリーの後ろの5位に下がってしまったが、ほどなくチームはマックスを先行させるチームオーダーを出したらしく、マックスが4位へと上がって、3位セバスチャンを追う形となった。 そこからマックスはどんどんとセバスチャンに迫って行き、オーストリアの時の様にフェラーリのセバスチャン・ベッテルを捕らえて追い越しに成功したが、次の瞬間、コーナーでセバスチャンはマックスに追突・・・・・。 その時は縁石で跳ね上げられた上コース外に大きく滑り出て行ったのでこれでマックスはリタイヤするかと思われる状態であったが、何とか砂利のグラベルを走りコースに復帰、その後ピットインすることなく走り通して5位に順位を落としたもののしっかりとフィニッシュしポイントは取った。 フェラーリのセバスチャンはダメージが大きかったようで15位まで下がりポイント圏外となった。 SCで6位まで下がった不運のシャルルはセバスチャンの追突アシスト?のおかげで3位に上がりそのままフィニッシュ、4位は復調したHONDAのピエール・ガスリー、1位はルイス・ハミルトンで最終ラップにはファステストラップもたたき出して見せた。2位はバルテリ・ボッタス。チームはタイヤをミディアムからミディアムで繋いだため最終的にもう一度タイヤ交換をして2種類のタイヤコンパウンドを使わねければ失格となるルールを回避し、ルイスに対し2秒ほどのビハインドであった差が、そのタイヤ交換でさらに遅れ、22秒ほどの差でフィニッシュすることになった。 たぶんバルテリはチームの戦略に大きな不満を感じたことだろう・・・・。(ここ英国はルイスの母国GPであることもあって、チームは恣意的にルイスに勝たせたという雰囲気もあったからだ。) 英国GPはこうした波乱もあったが気温が低い英国ではメルセデスが強かった。 しかし、フェラーリは直線で速いと言われ続けていたが、ここ英国ではHONDAとほぼ互角のようであり、むしろ若干HONDAが有利であったようでもあり、トップ3コンストラクターは今後さらに熾烈な戦いが展開されることになりそうである。 マックスに追突したセバスチャンは、コース復帰後ピットまでスロー走行を強いられた上、さらに10秒のペナルティーを受けたが、もしその追突が無ければマックスの3位は確実であり、或いは2位も可能性があっただけに、ペナルティーの10秒では到底贖い切れないので、レッドブルとしては憤懣やるかたない結果となった。 しかしマックス自身は、オーストリアでのシャルルとのレーシングインシデントの裁定の結果を意識してか、「怒ってはいないが残念だ」と言うに留めていて、そこは賢明なものと感じられた。 まあ、総じてHONDAのエンジンがかなり良くなっているのを感じたし、メルセデスまでの距離もこの気温でこの差なら、夏の残りの数レースではもっと面白くなる予感も感じられた。 モンツアで投入される予定のHONDAのスペック4エンジンは大幅なパワーアップと噂されているので、実に楽しみになった。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2019.07.16 13:12:54
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