土曜日
土曜日ネットをうろうろしつつ、手作りアクセサリーのサイト探し。現在いちばんお気に入りのペンダントも、ネットで買ったもの。お花のビーズに蜂のチャームがちょっと変わっていて、すごく気に入ってます。この方の作るアクセサリーはストーリー性があるの。←おおげさ?お忙しい方らしく、あまりたくさん作れないらしいので、マメにチェックして狙ってます。昼過ぎ。湯たんぽ抱えながら、女友だちと電話でおしゃべりしてたら、不肖・宮嶋がヤング・アニマルで漫画化されてることを教わる。「最新号は奥さんに逃げられる話だよー」マジィ?マジでした。本屋まで立ち読みしに行っちゃったよ。不肖・宮嶋が漫画になるとは。青年誌や少年誌ってほとんど読まないんだけど、有名人とかの立身出世物語とか好きだよね。電車の中吊りで見ただけだけど、どっかでカルロス・ゴーンのもやってるでしょ。不肖・宮嶋漫画読むのだけに着替えて出かけたっつーのも情けない話なので、安野モヨコの「日記書いてる場合じゃねえよ」を購入。日記よりも「バッファロー5人娘」のイラストが目当て。ワイルドでゴージャスでグラマラスかつガーリーな娘さんたちのカラフルな頁が、横組み左綴じ日記の彩りになってます。シャンタルやラヴァージやエヴァ・ラシュリンなんかの下着好きにもたまらんイラストです。「コヨーテ・アグリー」や「バッドガールズ」なんかのワイルドでセクシーでキュートな女の子映画が好きな方もどうかな。安野モヨコ自身、かなりランジェリー好きらしく、「美人画報ハイパー」にはランジェリーの回もあったはず。「脂肪という名の服を着て」にもPJが出てくるわ、ペルラが出てくるわ、THE BODYの1頁をリライトして扉にしてるわ(←たぶん)でした。2001/11/29 0:17:44ボレロ2上野・東京文化会館で東京バレエ団公演「シルヴィ・ギエムのボレロ」。本日は15時開演のBプロ。まずは懺悔から始めたい。愚かな行為をしました。イイ年して出待ちをして、某男性ダンサーとギエムにサイン&握手をしてもらいました。(ギエムは机とペンを用意して、即席サイン会をやってくれたのだ。全員に。たぶん50人以上)。そして今、国内最終公演に行くための算段をつけてます。もう1回「春の祭典」観たいのよ~。本日の席は5階左手の1列目。前回の川口が1階10列目以内で表情までも見えたため、今回は物足りないかも~と覚悟してオペラグラスまで借りたけれど、そんなことなかった。舞台全体が見渡せるため、1階前列で見上げていたのとはまた別の楽しみ方ができました。これからは安い席で数観ようと思った。1幕目の「白の組曲」なんかは、白いクラシックチュチュやロマンッチクチュチュがまるでケーキの飾りのよう。幕が開いた瞬間、まるでドールハウスのお人形みたい!とも思った。白と黒のみの配色もよかったのかも。ギエムの「ラシーヌ・キュービック」のキュービックとの絡みも、見上げた時とは違って新鮮。今回のほうが、ギエムの身体の動きそのものは堪能できました。「スプリング・アンド・フォール」。男性ダンサー萌え! 私、もしかしたらギエム以外のバレエダンサーは男性のほうが好きかも。大好きな首藤康之がメインでねえ。うっとりー。川口リリアの「春の祭典」の生贄役も首藤で観たかったんだよー、後藤弟には悪いけど(川口の生贄役)。なので、もう1回観たいのだ。ラストは首藤だよねえ、きっと。首藤+後藤兄弟のパートは特に萌え萌え。衣装もタイツじゃなくて、あーゆーの(←なんていうんだろう?)が好き。変な妄想はせずに、純粋に観ていて楽しく気持ちよかった。大嶋さんの出番が少なかったのは不満だったけど、首藤好きだわー、やっぱ。私って馬面好きなのかなー。リチャード・ギア嫌いだけどね。首藤の筋肉の付き方とか、上半身の伸ばし方と首の動かし方とか好みなんだよね。もちろん脚も。ためるタイミングとか。舞台全体を見渡せる席からだと、自分の好みの体つきや踊り方をするダンサーが見つけやすい。大嶋さんも、首から肩にかけてのラインや下半身の動かし方(←ヘンな意味ではなく、いや深層ではヘンな意味なのか?)とか好みなんだよね。容姿や技術の高さ低さだけでなく、自分の好みのダンサーっているよね、その人が発する雰囲気や踊りの波長と私の脳内リズムが合うっていうか。うまく説明できなくて、もどかしいけど。しかし、大嶋と首藤の両方が同時に舞台に立っていると、やはり目は首藤に吸い寄せられてしまう。もし、前回の川口リリアも生贄役が首藤だったら、大嶋に気づかなかったかも。そう考えると、不思議な気分。あと思ったこと。小柄な日本人女性ダンサーが髪を下ろして踊ってるのって、けっこううっとうしいもんだな、ということ。黒くてしっかりした髪質のせいか、頭大きく見えてしまうの。ギエムのロングヘアーのようにサラッとまとわりつかないので、せっかくの首のラインが隠れてしまうのよね。あと、斎藤友佳理さんと井脇幸江さんは前髪の扱いに困っているような気がする。ちょっとバブリィな時代を引きずってるように見えてしまう。さすがにトサカはないけど。男性陣はなんか平家派(大昔のジャニーズのバックダンサーズ)っぽいというか、俗っぽい髪型多くてさ、もっとワイルドに洗練できんもんかねえ、と思った。あくまで私の好みですが。そして「ボレロ」。舞台が明るくなって、リズムの男性ダンサーがずらりと円卓を囲んでいるのを見て、期待で背筋がゾクゾクした。私には、聴くと背筋がゾクゾクしたり涙が出そうになってしまう曲が2つある。ひとつは「ボレロ」で、もうひとつはジョン・レノンの「イマジン」※。ボレロは携帯電話の着信音で聞き慣れてしまったせいか、それともドンのボレロビデオを観まくったせいか、それほどでもなくなっていたのだけれど、ライトがギエムの手を照らした時に予感のようなものがあり、ズラっと並んだリズムを観た瞬間に一気にゾクゾクゾクと背骨を這い登ってきた。私は「ボレロ」を何度観ても、見飽きることはないような気がする。今回やっと気づいたこと。ギエムのボレロに神々しい泥臭さを感じない私的理由。男性ダンサーのボレロは上半身裸で踊られ、胸元には汗が流れ、ライトに照らされて輝く。髪の毛も汗で絡まる。ギエムのボレロには、汗の存在が稀薄である。上半身に薄モノを着けているし、髪もいつまでもさらっとしている。もちろん、そういう外的特徴だけではないけど。※CMでコニシキの「イマジン」聴いても泣きそうになって困った。たぶんパブロフちゃん。原体験が10代半ばに観た「キリング・フィールド」だから。「ボレロ」も「愛と哀しみのボレロ」とセットで私の人生に現れたから、そのへん引きずってると思われ。2001/11/29 0:17:44