あれ食べよう！これ飲もう！

自宅へ戻って一ヶ月が経ちました。
あっという間の一ヶ月だったような、でも札幌にいたことが遠い昔のような。

お弁当は毎日作っています。
ちなみに今日の弁当は

　大葉とネギの卵焼き
　牛肉とパプリカの炒め物
　にんじんのきんぴら
　カボチャのオーブン焼き

夕飯も毎日作っています。が、夫の帰りが8時半頃なので、私と娘は先に食べています。テーブルに並べるとすぐ娘が手を出すので、平日は画像を撮る余裕もなく…。「待て」が出来る分、ぎんの方がお利口だわ～と思う日々

先日、震災以来、初めて市街地を見てきました。半年以上が過ぎて、瓦礫は片付いているものの、商店街はまだまだ修復不可能な状況。「死の町」発言でクビにされてしまった大臣がいらしゃいましたが、被災地を見ればあの発言は妥当だと思うのではないでしょうか。
娘が胎内にいる間お世話になった産婦人科も、入り口の扉が外れたままの廃墟となっていました。先生やスタッフ、あの日入院や通院されていた方々はご無事だったのでしょうか。

小高い山から見下ろせば、本当に何も無くなったさら地。

あちらこちらで「がんばろう○○」の文字が見られます。「がんばろう」と気合いを入れなければやっていけないほど、大変な状況だと思う反面、そんなに力まなくてもと切なくもなります。誰のためのスローガンなのでしょう。

公園には仮設住宅が建ち、子育て支援課に聞いたところ、子どもを遊ばせる場所が無いことは承知しているとのこと。新しい街づくりには、その点も反映させたいとおっしゃっているものの、その頃うちの子は何歳になっているのか？私たちはここにいるのか？

と、書いてみるとブルーになることばかりですが、我が家も含めて、個々の人々は力強く生きていると感じます。
できることから、焦らずに、一歩一歩だと思います。

そんなことを考えている今日この頃でした。