有名銘柄どのスペックのお酒を呑むべきか-東北篇その2
さて、昨日から始まった有名銘柄のどのスペックのお酒がいいかの第2段です。豊盃の三浦酒造さん ここは本当に小さな蔵元さんですが、地元青森県産のお米の使い方に定評があります。 お勧めは、青森県が力を入れている酒米である『華吹雪』を使用した『純米しぼりたて生酒(1800ml 2,650円(税込)720ml 1,380円(税込み))』です。 純米酒ならではの米の旨みを酸でうまくコントロールした価格以上の味わいのお酒です。食中酒にもぴったりです。 あと、忘れてはならないのがこの蔵元さんオリジナルの復古米『豊盃』を使った『純米吟醸 豊盃米55(1800ml 2,900円(税込))』です。 独特の含み香を楽しんでみてください。岩手に移って、南部美人の南部美人さんです。 ここは早くから東京を意識したお酒造りをされていた蔵元さんです。ここも地元のお酒を中心に使われています。 お勧めは、これが日本酒?と言う感じの『All Koji 全麹純米仕込み(500ml 1,785円(税込))』です。通常、麹米2割、掛米8割のところすべて麹米で造ったお酒なので、新酒でありながら常温古酒のような味わいになっています。-20と非常に甘口ですが、強い酸味とのバランスが面白いお酒です。 あと、ここの定番である『大吟醸(720ml 2,730円(税込))』も比較的低価格な大吟醸でありながら安心して呑める1本です。