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どぉも
黒です
お客様シリーズは今回置いておきましょう
普通じゃないお客様はどこにでもいますが
普通じゃないスタッフもわりといるものです
うちのコンビニの場合ではマネージャーがその部類に入ります
それとマネージャーの顔色を伺い、自分が得をするように行動するアルバイトもいます
まぁ職場にはどこにでもいる感じの人達です
そんな彼らと私黒虎は仲が悪いです
表面上はお互いいい人を演じるのですが
もう顔に出ちゃってるのがお客様にもわかってしまうほどです
マネージャーの名前は【A部】
そのアルバイトの名前は【Mr.FM】
(仮名)
そんな彼らは昼~夜の時間帯
自分は深夜~朝の時間帯
あまり交わることの無い分仲は悪くるなる一方です
そんなある日・・・・・・・
事件は起きました。
某月某日
AM:6:00
俺「おはよーございま」
キッド「あ、おはよ」
はぁ、今日も長い一日が始まるなぁ
キッド「おお~い昨日夜Mr.FMとシフト一緒だったんだよー最悪だったわ」
ああ、キッドも彼は嫌いだったんだな
キッド「あの野郎、いつかカマしてやりてぇ!」
男尻?いやいやそういう意味じゃないか
俺「まぁ穏便に行こうじゃないのよ」
キッド「あいつ夜勤ノートまで手加えやがって仕事に支障でまくりだったわ」
夜勤ノートってのは夜勤の人と店長との連絡用に使うノートの事
俺「ほう?なんて書いたん?」
ふとノートを覗いてみる
~A部さんへ、昨日たいやき食べました・・・・硬かったです~
たいやき?
俺「たいやきって?」
キッド「昨日夜入ってきた新商品でさ、なんかたいやきをチンしてからフライヤーで揚げるらしい」
俺「なぜ揚げる必要があるんだ・・・」
キッド「んでA部とFMが喋ってたんだがどうやらそれの事らしい」
要するに
そのたいやきがおいしいかまずいか確かめるためにA部がFMに食べてみてくれ、と言ったらしい
俺「直接言えばいいのに」
キッド「まったくだ、もう!こうしてやる!」
そしておもむろに修正テープを持ち出し・・・
俺「何してるの?」
キッド「・・・これでよし」
そこには
~A部さんへ、昨日 ・・・・硬かったです~
俺「ぶへぁ」
キッド「っくっくっく思い知ったか!」
俺「そういう関係だったのか!」
お?まてよ・・・
キッド「なにしてん?」
俺「これでよしっと」
俺が手を加えたその文章は
~A部さんへ、昨日の夜はとっても ・・・・硬かったです~
うはw決定的www
キッド「こりゃお似合いだwww」
俺「あっひゃっひゃ!」
ひ~腹痛い・・・・
ん、遊んで無いでそろそろ仕事すっか
その後店長が来る時間まで二人で創作した文章を笑い合っていると
A部「おはよーございます」
俺&キッド「おは・・・・・・・・・・!!」
何故!?
この時間は店長が来る時間のはず!
二人で顔を見合わせ
その視線をシフト表に移すと・・・
8時~(*店長休み A部)
俺「しまったああああああああ」
キッド「ああああどうしよおおおおお」
二人で慌てている間にもA部は事務所に入ろうと近づいてくる
キッド「やばい、ノート隠せ!」
俺「と、とりあえず机の中にいれちゃえ!」
A部「何をしているのかな?」
キッド「なんでもありませんよ^^」
俺「ええ何でもありません^^^」
A部「そう?」
ふう・・・難は逃れた・・・
キッドもかなり焦ったようだ
俺「あとは終了までどうやって生き延びるかが問題だな」
キッド「・・・・・・・・・・・・・あ」
俺「あ?」
キッド「今日俺8時までだったわ」
俺「Σ」
キッド「んじゃ俺先あがるわ・・・・ニヤ」
今一瞬笑ったぞ?
俺「いやいやいやいやいやいや待ってよぅ」
キッド「お疲れ様でぇす^^^^^」
ものすごいスピードで上着を着てさっさと出口に向かうキッド
取り残される俺
俺「ぇ・・・・・・・」
そしてキッドが店から出た瞬間後ろから
A部「黒虎君」
俺「ひ、ひゃい!」
その手にはあのノート・・・・いや、デスノートの方がいいな
それが握られていた
あぁ・・・・やばいかも・・・・
A部「このノート読んだ?」
俺「・・・・・・・?」
予想外の質問
ここはあえて
俺「いや、読んでませんよ?」
知らないフリ
A部「あ・・・・・・っそ、わかったわかった」
勝手に納得してる・・・
なんだか訳の分からないうちに難は去っていった
だが・・・
最後A部の口からボソッと・・・・
A部「ふぅ・・・よかった」
心当たりあり!?
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