脱走猫の休日
家猫を二頭飼っている。両方とも雄猫で去勢していて、5歳の黒猫と3歳の雉虎である。まず外に出すことはないのだけれど、それは保護の為に。周りに野良猫や、首輪はしてるけれど、しょっちゅう外に出てる猫もけっこういて、顔馴染みも多いけれど、長生きしている猫は少ない。顔馴染みの猫も5年もすると姿を見なくなる。更には、猫嫌いのご近所の恨みも怖いのである。だから外には出さない様にしている訳だ。しかし、生まれ育ちの性か、あるいは好奇心の冒険心の所為か、元野良猫で生まれて数ヶ月で保護された5歳の黒猫は、隙を見つけては脱走を繰り返す。およそ5年間で50数回脱走している。マックス二日間、最短数時間の脱走で、ほとんど戻って来るか、我が家族に捕獲されている。一方3歳雉虎は、11匹の大家族家で半年育ち、我が家にやって来たけれど、家の外に行こうとしたことがない。網戸越しに外の匂いを嗅いだり、外の様子を眺めるのは好きだけれど、網戸を開けようとしたことはない。本当に性格の違う二頭の対比が面白くもあり、癒されることも多々ある。そして黒猫の『くら』公(これが名前)が、今朝も7時頃に玄関から隙をついて脱走した。午前10時前に窓から捕獲したけれど、その間は心配で何事も落ち着かず、こっちがうろうろするのである。首根っこを押さえて窓から引っ張り込んだのだけれど、その後は飯を喰い、水を飲み、まったりしている。こんなことを年に十数回繰り返して流れ行くのである(ToT)(^o^);フォト蔵アルバム