丹下左膳
丹下左膳はやっぱり大河内伝次郎だよね?大友柳太朗や高橋幸治(テレビ版)も良いけれど、『およよ、しぇいは丹下、名はしゃぜん!!』ってのがなんともいえない魅力だ。丹下左膳は林不忘の新聞小説『新版大岡政談・鈴川源十郎の巻』の初登場した脇キャラだった様だけど、その後主人公になっちゃう強烈キャラなんだよね。なんつったって、隻眼隻手のその男って、片目片腕って意味だけど、なんと右目と右腕の無い異様な姿の侍で、黒襟の白い着流しって、凄ェ!キャラだ。なんてったて右腰に刀差してるんだから!チャンバラは左手一本でやるんだからね、普通利き手は右手なんじゃないかと思うし、日本の剣術に左利きってほとんど邪道だよね。過去にサウスポーの剣士なんていたっけ?って世界だ。丹下左膳が登場したのは1927年の新聞連載だっていうから、なんと昭和2年でっせ!主人公になったのが1933年昭和8年。まあ、満州事変の前後の流行りということになる。映画もほぼ同時期に作られてる。この邪道の主役のキャラは、時代劇としてはやっぱり強烈だよね、左手一本のチャンバラなんだから。ふぉーっふぉっふぉっふぉ(^o^;)にほんブログ村親父日記ランキング