モノクロの時代
幼少の頃のヒーローは、テレビでは少年ものでヒーローはよく観ていたけれど。(例えば、「少年ケニア」とか「ナショナル・キッド」「まぼろし探偵」「少年ジェット」)小学1年生以降は洋画のヒーローが素晴らしかった。もちろん、邦画のヒーローもいたけれど、時代劇が多かったからね。やっぱり洋画の方が格好が良い訳で、たった一本の洋画でも印象が深い訳です。幼少の頃のヒーローに、エロール・フリンとゲイリー・クーパーがいます。どちらも疑似カラーで面子になっていたなあ。彼らがわしのヒーローになった映画は『鉄腕ジム(1942)』と『ヨーク軍曹 (1941)』です。どちらもモノクロ映画だけど、子供心に深く印象に残る作品で、テレビで放送された時に観ている。エロール・フリンは「海賊ブラッド (1935)」「壮烈第七騎兵隊 (1941)」なんかでかなり有名だったけど、子供には「鉄腕ジム(1942)」が面白かった。ゲイリー・クーパーは、「モロッコ(1920)」「平原児 (1936)」が大人の世界だったけど、「ヨーク軍曹 (1941)」は子供でも面白かった。二人は正に銀幕のスターだった。そして忘れられないバイプレイヤーが「鉄腕ジム」に出てる。「鉄腕ジム」にはウオード・ボンド。ジョン・ウエインの大学時代からの盟友で、確か葬式でも委員長をやって、アイルランド式を差配したと思ったけど。彼はテレビシリーズ「幌馬車隊」に主役で133エピソード出演している。エロール・フリンのボクシングの試合の相手として出演して、うさぎ跳びの新テクニックに翻弄されて負ける相手役だった。ジョンブル髭の人ね。B級映画時代は、ジョン・ウエインより先に仕事が多かったんだそうだけど。で、全然関係無いけど、忘れられないバイプレイヤーを思い出した。それはクロード・エイキンスだ。「リオ・ブラボー (1959)」で、悪役の囚人役をやっている。人質交換の時に出てくる黒づくめのガンマン。「爆走トラック!16トン(1974~1976)」と言うTVシリーズで主役をやっていたけど、「コンバット!」にもゲスト出演してる。これがモノクロ時代の洋画で一番印象に残ってるなあ・・・。ふぉーっふぉっふぉっふぉっふぉ(^o^);親父日記ランキング