戦艦「三笠」
横須賀市の三笠公園に、記念館として戦艦「三笠」が固定されている。工作物扱いで、船としては動かない。最下部は砂で埋められ(船内は3層構造で、今は上部と中部が観覧施設になっている)、土砂やコンクリートで船底が固定されているので、海の満ち引きで高さが変わることがないそうだ。三笠公園の入り口近くに、東郷平八郎の銅像があり(海外でも人気の人だよね、フィンランドには東郷ビール((アドミラルビールが名称))があるし)、日本海海戦で戦力の勝るロシアのバルチック艦隊を相手に大勝利をした時の連合艦隊司令長官で、旗艦「三笠」に乗っていた。有名な言葉に「皇国の興廃この一線にあり(後略)」ってのがある。この言葉は、銅像の脇に彫ってあるな。で、記念艦「三笠」は有料でいろいろ内覧出来る。資料や写真、記念品とかある訳で、全部観て読んでいると、2時間では足りないけど、サラーっと歩いてしまうと30分で終わってしまう。そこで気になるのが大きさだけど、排水量15,140トン、全長131、7m、最大幅23、2mだ。これ、長さは確かに長いけど、幅がたった23、2mしかない。これって小学生の50m徒競走の半分もない!実際に乗ってみれば判るけれど、端から端がすぐそこだ。日露戦争当時としちゃあ大きかったんだろうね。大昔だけど、エンタープライズに乗ったことがある。乗る前に見たエンタープライズはビルだったね。まあ。4600名も乗ってるしね。(三笠は乗員860名、戦艦大和は3332名)で、横幅は76mだから、三笠の23、2mとはえらい差だ。(因みに大和は38、9m。)連合艦隊司令長官の旗艦ということで、イメージは大きかったんだけど、実物は小さかった。因みに、実感を得る為に、「三笠」「大和」「エンタープライズ」の3艦をグンと縮尺して紙を切って置いてみた。それが、画像です。全長はそれぞれ、三笠131、7m、大和263m、エンタープライズ336m。いんやあ、大きさって、こうやってみると、だねえ(^o^;)ふぉーっふぉっふぉっふぉっふぉ(^o^);親父日記ランキング