カタログによる通信販売の百貨店、つまりデパートだ。
戦前戦後の時代、米軍の家庭にはたいてい置いてあったカタログ本。
なんたって400ページ以上あったから、本だね。
正にデパートへ行かない代わりに観るカタログのイメージだな、百貨店だからなんでもある。
幼少の頃、宝物的絵本にしていたのがこのカタログで、多分1950年代から’60代初頭のカタログだと思う。まあ、デパートへ行ったら上の方の階のおもちゃ売り場がワンダーランドだったのは、一人ではデパートに行けない幼少の頃の話だけど(一人でデパートに行けるようになったのは小学校高学年になってからだ、友達と電車に乗って横浜まで行って、オカダヤと高島屋へ。それ以前でも行けたかもしれないけれど、電車賃が高かったんだろう、小遣い対比で。小さい頃は母親同伴に限られた)、シアーズのカタログはカラーでワンダーランド。しかも日本に売ってないものばかりだった。昭和36年頃に家にあったんだから、日本とは全然違う豊かさを象徴してたように思う。まあ、カタログを見れば一目瞭然かもしれないけれど、おもちゃのページを見て憧れたもんだ。
で、『1950s Sears catalogs』でググって見たら、ウィッシュブックWebカタログナビゲーションなんてのが見つかった。
http://www.wishbookweb.com/the-catalogs/
ここ凄いよ、1937年から1976年までのカタログが載ってて、「現在のカタログの総ページ数:25,617ページ。」って書いてあった。
因みに1950年代と1962年しか見なかったけど、1959年のカタログは496ページ、1962年のは472ページだった。
ね、本だよね、完全に。
ふぉーっふぉっふぉっふぉっふぉ(^o^);
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