テレビが一家に一台になる前、そこら中に貸本屋があった。
小学校一年生のわしでさえ、歩いてすぐのところに貸本屋があったので、十円持って借りに行った。でも昭和37年頃からどんどん減っていく。
貸本漫画家なんて大勢いて、今でも活躍してる人は多いけど、さいとう・たかおとか水木しげるとか、たくさんいたなあ・・・。(劇画といわれた)
そう言えば、水木しげるの「墓場鬼太郎」も借りた覚えがある。今の「ゲゲゲの鬼太郎」の最初だ。単行本だったな。
でも、月刊漫画誌なんかも借りることが出来た。そこで面白いのは、月刊漫画誌には付録が付いていた、これは貸さないから余る、それを五円で売ってもらう。でも大変なのは、本誌がないから、付録の作り方が分からないことだった(^o^;)
今や、レンタルビデオ屋もなくなり、レンタルはDVDになったが、その昔は貸本屋がそれに代わるものだった。衰退したのは、テレビが行き渡り、週刊漫画誌が主流になった頃からだ。全国にあった3万店が二千店くらいに減ったのはこの頃らしい。
いや、懐かしいなあ・・・。
昭和37年(1962)の物価
たばこ(ゴールデンバット)30 円、 新聞購読月 390 円 はがき 5 円 ビール 125 円 映画封切館 200 円 国鉄初乗り 10 円
ふぉーっふぉっふぉっふぉっふぉ(^o^);
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