ジャスのバンドマンがよく使っていた言葉遊びがある。「シーメ行こう」(飯を食いに行くこと)とか、言葉を逆さまにして言う遊び。「雰囲気」を「噴霧器」とか。
幼児がよく「エベレーター(エレベーター)」とか、「またとんど(また今度)」とか、ひとつの単語の中の隣接する音が位置を交換させてしまう現象を、言語学では「音位転倒(転換)」(metathesis〈メタテシス〉)などと言う。
何かの本で、谷崎潤一郎が「しだらがない」を「だらしがない」と使ってから、「だらしがない」とか「だらしない」と言う言葉が普及した説を読んだような記憶があるが、実はもっと前からあった様で、江戸時代後期の地本作家、式亭三馬が書いた滑稽本の『浮世床』(1813~23)には、「しだらがないといふ事を『だらし』がない、『きせる』を『せるき』などいふたぐひ、下俗の方言也」という説明がある。
『「しだらない」の語源はどうかというと、江戸時代の国学者喜多村信節(のぶよ)が著した随筆『嬉遊笑覧(きゆうしょうらん)』(1830年序)には、「じだらく(自堕落)」からという説が紹介されている。』なんて話もある。
ツーことで、昔から素朴な言葉の遊び的逆転ごっこはあったんだなと(^o^;)もっと笑えるのは、ぎなた読みと回文なんかあるけどね。ああ、滑稽だな!
ふぉーっふぉっふぉっふぉっふぉ(^o^);
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