カテゴリ:なんでもない日常
皆様 お久しぶりでございます まだまだ思い出しては泣く日が多いのですが・・・必死に生きています。
この2ヶ月間、普通に毎日が流れている中、今まで滞っていたものが一気に流れ出したことがあります。 それは私と母との関係。 数年前、ある出来事がきっかけでまったく連絡を取っていなかった母が、今年、祖父の初盆に合わせて私の住むF県に立ち寄りました。 1ヶ月ほど前に携帯へ連絡があり、「顔が見たい」と・・・。 だいぶ迷いました。 きっと、去年と同じように、今いっしょにいる男性と来るのは分かっていたので・・。 私が渋っていると、だんなちゃんは 「行くでしょ?」 と聞いてきました。 あえて『いい加減 仲直りしなよ』って言わないとこが彼らしいというか・・
渋々ではありましたが、早朝の博多駅で会い、3人いっしょに朝食を食べ、大阪のお土産を貰い、博多駅に行ったらお約束の「おいもっち」を3個も買ってもらい別れました。 「また来るね」 母は私に笑顔で言いました。
ここで非難ものなんだろうけど・・・私も「またね」とは言えなかった。 「家族の情」というか「血縁」とかから湧き出る「愛しい」とか「無償の愛」とか言うものが、私には欠如しているということは小さい頃から分かっていました。 ここである人の話を思い出しました。 昨年入った会社で同期入社をして仲良くなったMさんとお子さんの話。 1年のうちに2回も転校したためか、お子さんがちょっと引きこもりっぽくなった。 Mさんはとても悩み、私にどうしたらいいかメールで相談してきた。 親子の愛情なんてわからない私に聞いてくるほうも無茶だな~って思ったけど、精一杯の答えを彼女に送った。 『何も言わずに抱きしめて、良いよ~って、大丈夫って言ってあげるだけで良いんじゃない?』 そのメールから1週間後、また彼女からメールが来た。 『Deshikoちゃんに言われたとおりにぎゅ~っていつも抱きしめて、大丈夫~って言い続けていたら、今日、学校に行ってくれたの!行くときに「お母さん、大丈夫だよね?」って言うから「うん、大丈夫!お母さんがついてる!」って言ったら、笑顔で行ってくれた!」 彼女自体が、自分の離婚のせいだと悩み落ち込んでいたから、そのメールを見てとても嬉しかった・・・。 一方・・・ よくよく考えると、自分自身は母に抱きしめられたとか、手をつないでどこかに行ったとか、記憶に無いことに気づいて・・・ちょっと愕然とした・・・。 3歳から母と離れて暮らしていたら、そんなこと・・・あること自体がおかしいよね・・・。 やはり、親と子の関係って、「血縁」とかではなく、赤ちゃんから徐々に形成していくものなのかなぁって考えると・・・私が親に対しての「無償の愛」なんてものが育まれる時間が無くて当たり前なんじゃないかなぁ。 あぁ・・・暗くなった・・・ やはり人間は難しいね! 猫みたいに、ご飯をくれるとか世話をしてくれる人が一番!って分かりやすいものだったらいいのにね! こんな信頼感を向けてくれる猫が好きだ~!
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最終更新日
2011年08月07日 12時48分23秒
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