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つぶ子♪

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2005.12.24
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カテゴリ:こども
昨日のできごとです。

午後、息子とだんなが外で遊んでいたら、近所の小学生(5年と6年の女の子)二人がちょうど通りがかったので立ち話していたら、お友だちのえかさんちの息子ちゃん(4才)がうちに遊びに来ました。
なので、みんなでうちで遊ぶことになりました。
その後、またまた隣地区の中学2年生の女の子が来たので、私とだんなも合わせて総勢7人。
何して遊ぶ??と、1歳児から大人まで、みんなでできる遊びを考えました。

最初にやったのが“つみき積み”
一人1つずつ順番につみきを積んでいって、倒れたらおしまい、という簡単なルールです。
つみき
わざと倒れやすく置いたり、だんだん置くスピードを速くしたりして、みんなでギャーギャー盛り上がりました。
途中から、うちの息子は‘怪獣’になっていました。
みんなは倒される前に少しでも高く積む、そこに怪獣がやってきて倒す、と単純ながら熱くなって遊びました。
倒すとみんなが「わ~っ!!」と叫ぶのがおもしろいようで、息子も喜んで怪獣になっていました。

これに飽きてきて、次にやったのが“たたいてかぶって、じゃんけんポン!”
じゃんけんをして、勝った方が棒(たたいても痛くないビニール製の棒)で相手の頭をたたく、負けた方はヘルメットをかぶって防御するというゲームです。

4歳のK君がこのゲームを知らないというので、小学生が見本を見せてあげることになりました。
ゆっくりしてよ~と言ったのですが、つみき倒しのテンションのままだったせいか、見本が過激すぎて・・・、K君泣いてしまいました。
「思いっきりたたいたら血出るもん。。。Kは、やりたくない。」
部屋の隅っこで涙を流しています。
そうかあ、K君こういう遊びしてないんだなあ。
(泣いている横で、他の子どもたちとダンナはゲームを始めてしまいました。。)

・・・私はそこで「うん???」と思いました。

これって、たかがゲーム、こどもの遊び。
でも。

こういう遊びを通して、無意識に暴力を肯定する考え方を植えつけるんじゃないかなあ?
ゲームに勝ち負けがあるのはいいと思う。だって、遊びだから。
でも、いくらゲームでも相手(友だち)をたたくのってどう?
痛くないにしても。
K君は自分がたたかれているわけじゃないけど泣いている。
人がたたかれているのがイヤなんだ。
いつも自分を遊んでくれる優しいお姉ちゃんたちが、たたきあっているのが。

K君の感情は人として、とても当たり前でとても大切にすべき気持ちだと思った。
普通は、たたかれたり、たたいたりしたくないはず。
でもこういう遊びや戦闘モノのアニメ・ゲームなどの中で、当たり前のように出てくる暴力シーン。
日常の中に潜むそういった類の暴力に、こどもたちも大きくなるほど慣れてしまっているんじゃないかなあ。
そして感情が麻痺しているんじゃないかなあ。

そして今回の場合は、痛くないところが落とし穴だったような気がする。
痛かったら誰もやらないもの。
でも痛くないから相手をたたくこともできるし、たたかれても「まあいいか」で済ますことができる。
こういうゲームは相手を尊重するとか大事に思うという気持ちを育むことと全く逆の方向を向いていると思う。
「たかが、こどもの遊び」と片付けられることではないと思う。

『こどもの仕事は遊ぶこと』
『遊びの中で、人との関わりの中で、こどもは育つ』

だから、どんな遊びをするかはとても重要なこと。
どんな人間関係の中で育つかは、その子に大きな影響を与える。
プレイセラピーというものがあるように、遊びの中で子どもは自分を表現するのだと思う。
私たち大人は、子どもたちの遊びの環境にもっと気を配る必要があるなあと思いました。

昨日のK君のやりたくないという訴えと涙から、とても大事なことを改めて考え直すことができました。
そして、みんながゲームに夢中になる中で、「それおかしいよ!」と言えたK君はとても強くて優しい心を持った子なんだなあと思いました。

私はこんなこと考えながらも、もう始まってしまっているゲームを突然やめさせることもできず、しばらく見ていました。
が、だんだんと過激になり、K君も限界に達してきたので「もうやめて他のことしよう」と言いました。
でも、子どもたちも帰る時間になっていたので、そこでおひらきになりました。

最後にみんなでお片づけ。
女の子たちがつみきを片付けてくれたのですが、これが見ていておもしろかった!ので、つい写真撮りました。。
つみき2

手押し車の中につみきが2段になって入るようになっているものなのですが、うまく入れないと全部きれいに入りません。
初めてやった小中学生3人は四苦八苦していました。
何度かやり直して、ようやく完成。
こういうのは小さい子のほうが得意かもしれませんね!

K君もお父さんがお迎えに来て、みんなが帰ったあとダンナも言っていました。
「俺もあの時はK君の見方だったな。
 今の小学生あんなに怖いの?
 あれは、やりすぎだよなあ。」

小学生が悪いわけじゃないと思います。
ゲームやアニメ・マンガという手段を使って、子どもを食い物にしている大人がいるんです。
そういうものからは、他者を信頼したり、認め合ったり、高め合ったりする気持ちは生まれないし、暴力を用いずに対立に対処する方法を知り考える機会を奪っていると思う。

たかが遊び、されど遊び。ですよね。。


* * * * * * * * * *

今日はクリスマス・イブ。
みなさんはどのように過ごされたのでしょうか。

我が家はいつも通りの夕食。
そのあとに部屋の電気を消し、キャンドルの光の中でクリスマスケーキを食べました。

<今日の夕食>
玄米ごはん(数日前からまた玄米に戻りました)
イカと小松菜&れんこんのバター醤油焼き
白菜と厚揚げのおひたし
白菜の浅漬け2種(ひとつはいただきもの、もうひとつは手作り)
昆布の佃煮(だしをとったあとの昆布で作りました)

☆白菜・小松菜はご近所からのいただきもの、それ以外の食材はすべて大地宅配のもの。
だんながイカ好きなので、今日は特別にイカ料理♪

<クリスマスケーキ>
宅配で頼んだスポンジケーキと生クリームを使いました。
大地のラフランスをコンポートにしたものと地元産のみかん&キウイフルーツを間に挟み、一番上にナッツ(アーモンド、ピスタチオ、くるみ)を飾りました。

久々の生クリームケーキ楽しみにしていたのだけれど、うーん・・・正直おいしく感じなかったなあ。
材料はどれもいいモノ使ったはず。。
砂糖控えめにしたけど、普段牛乳&乳製品を控えているわがファミリーには刺激が強すぎたようです。
息子も最初はケーキに興味津々、でもちょっとクリームなめると、もういらんという感じ。
だけど、キャンドルライトの下、家族そろっていつもと違った雰囲気の中でクリスマスを楽しめて、幸せでした。

☆★Merry Christmas★☆





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Last updated  2005.12.24 23:42:48
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