カテゴリ:ちきゅう
今日はクイズの答えを書きたいと思います。
回答者は1名だけでしたが、たくさんの方が日記を読んでくださったようです。 ありがとうございます^^ まだクイズにチャレンジしていない方は答えを見る前にぜひ自分なりの答えを出してみてくださいね~ * * * * * * * * * * クイズ“息子よ息子” 下の文章を意味の通るように並び替えてください。 どうして、そのように並べましたか?理由を教えてください。 並び替えられない場合は、なぜできないのか理由を教えてください。 1.外科医は「息子!これは私の息子!」と、おののきながら叫びました。 2.タンクローリーが、ある男性と、彼の息子を轢きました。 3.息子は入院しました。 4.彼の身元を、病院の外科医が確認しました。 5.路上で交通事故がありました。 6.父は即死です。 * * * * * * * * * * まずヒントから。 ヒント1:この日記のカテゴリーは‘地球市民’です。 ヒント2:このクイズのテーマは‘ジェンダー’です。 ヒント3:外科医は誰でしょう? * * * * * * * * * * では、答えの発表です。 ストーリーは次のようになります。 路上で交通事故がありました。 タンクローリーが、ある男性と、彼の息子を轢きました。 父は即死です。 息子は入院しました。 彼の身元を、病院の外科医が確認しました。 外科医は「息子!これは私の息子!」と、おののきながら叫びました。 そして、登場人物は以下の通りです。 ある男性 = 即死の父 = 入院した息子の父親 彼の息子 = ある男性と外科医の子ども 外科医 = 入院した子の母親 * * * * * * * * * * いかがでしたか? クイズを解く中で、登場人物がそれぞれ誰であるか、いろいろ推測したことと思います。 何を根拠にして、物語内の人間関係を考えましたか? 外科医が女性だと気付きましたか? 気付きませんでしたか? それはなぜですか? 物語を完成できなかった人は、どこが難しかったですか? このクイズは、ジェンダーやステレオタイプについて、また私たちの考え方がいかに既存の固定観念に左右されているかを知るために有効なものだと思い、紹介しました。 このクイズによって、限定されたものの見方をしている自分に気付く場合もあると思います。 正解だからよいとか、悪いとか言うのではなく、ジェンダーなどについて考えるきっかけになれば、と思っています。 ジェンダー(Gender)とは・・・ 先天的・身体的・生物学的性別を示すセックス(Sex)に対して、後天的・社会的・文化的性別のこと。 今回の日記がよい機会だと思い、医者に占める女性の割合などを調べてみました。 少し古い平成8年のデータ(厚生労働省)ですが、女性外科医は総数894名、外科医全体の2.9%でした。 多いと感じましたか?少ないと感じましたか? 私自身も、クイズを初めてやった時には外科医が女性であるとは気付きませんでした。 ですので2.9%もいるのか!と驚きましたが、それにしても少ないですよね。。 ちなみに、最も多いのは内科医38.7%、次に小児科・眼科と続きます。 う~ん、なるほど。 医師会HPによれば、2050年には女性の医師が半数を占めるほどになるそうで、過去に比べても女性医師数はだんだん増えてきています。 その頃に、もしこのクイズをやれば、皆当たり前のように解けるのでしょうか?? ちなみに、ほぼ男女半数ずつの職業は何だと思いますか? 教師だそうです。 ただ、校長などの要職についている女性はほんの数%。 う~ん・・・、社会について考えるべきことは多いですね。。 * * * * * * * * * * 常々このようなテーマに深い関心を抱いていますが、私の力量では、こういったテーマについてさらに掘り下げることがなかなかできません。。 なので、もっと詳しく知りたい方・興味を持たれた方・もしくは反感を持たれた方は以下のサイトをご覧くださいね。 (いつも人頼み・・・) ↓↓↓ジェンダーについて、とっても分かりやすく、中立的な意見が述べられています。↓↓↓ 「ジェンダーフリーとは」 ↓本文とは全く関係ありません。↓ 最近写真撮ってないので、去年の写真です。 お昼寝中の息子。。。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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