テーマ:ささやかな幸せ(6742)
カテゴリ:くらし
去年の春、山に咲く桜を少しいただいて桜の塩漬けを作りました。
でも作ってはみたものの、ちらし寿司に飾ったりする他にどう使えばいいものかよく分かりませんでした。。 それが先日、何の雑誌か本かネットか忘れたけれど、桜の塩漬けにお湯をそそいで‘桜湯’にするというのを見ました。 へぇ~、なるほど! と、今日息子のお昼寝中にどんなものかと試してみました^^ 桜をいくつか湯飲みに入れて(桜の花がひらくのを見れるように、ガラスのカップにしました)、お湯をゆっくりゆっくり注ぐと・・・ うわぁ~ ふ~んわりと桜の香り♪ 白い湯気とともに桜のかすかな香りが漂ってきました。 花びらがゆっくりと開いていく様子にも心が洗われる感じ。 眠っていた桜が目を覚ましたようにゆっくりゆっくり開いていきました。 あたりには誰もいない満開の桜の木の下で静かに一人座っているような、 桜色に包まれているような・・・、 全身で春を感じているような・・・、 あ~、言葉が足りなくて表現できません。 ほわわんとしたあたたかい湯気が運んでくる優しい春の風が私のからだを包んでいました。 その瞬間は桜色の景色の中にいました。 その後、ゆっくりと桜湯をいただきました。 ほんのり塩味で桜の風味がこれまた格別♪ 心があたたまりました。 たった数分だったと思うけれど、これほどゆったりと一人の時間を満喫したのは子育てが始まってから初めてかも。。 一年前の桜がこんな穏やかな時間を用意してくれていたなんて! 感動でした。 先日のふきのとうに続き、またまた‘ちいさい春’に出会えて幸せでした^^ 最後に、桜の塩漬けの作り方ご紹介しますね^^ 桜をとるのはちょぴり罪悪感もありますが・・・ 簡単にできるのでおススメです☆ * * * * * * * * * * ☆★桜の塩漬け★☆ ◇材料◇ 桜・塩・小さめのタッパー ・桜は花が完全に開ききっていない5~7分咲くらいのがいいそうです。 (開ききっていると、塩漬けの最中に花びらがすぐとれるから) ◇作り方◇ 1.ボールに水をいれ、さっと洗う(花びらがとれないようやさしくね♪) 2.ペーパータオルなどで水気を切る 3.タッパーの底に塩をひいて、桜を並べて入れる 4.桜の上に塩をまぶす→その上に桜を並べて入れる、の繰り返し。 最後は塩でおしまい 5.1週間ほど冷蔵庫で置いたあと、余分な塩を落とし、できた塩漬けを保存ビンに入れ冷蔵保存する (できあがったものは冷蔵保存すれば数年はもつそうです。) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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