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いのちのアトリエ

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つぶ子♪

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2006.02.27
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カテゴリ:その他
先週の金曜日、9歳年下の妹が高校を卒業した。

母の話によると、卒業式で卒業生代表として挨拶もしたそうだ。
落ち着いて話していた、という。




私が小学3年生の夏休み最後の日、嵐の日に生まれた妹。
初めてひとりで歩いたとき、まっすぐ私に向かって歩いた妹。
いつも「お姉ちゃん」が大好きで、「お姉ちゃん」とばかり遊んでいた妹。

年の離れた末っ子だったから、皆からとてもかわいがられて育った。
だからとても心優しい子になった。

小学生の頃は、転校してきて友だちがいなかった子と一番に友だちになって仲良くしていた。
中学に入ると、地元の蛍を守る活動をしているクラブに入って、生き物を大事に育てていた。
高校ではボランティア部で、台風で浸水した家の片付けを手伝ったり(淡路島では一昨年大きな台風被害を受けました)、老人ホームを訪問したり、高校生ボランティアの全国集会にも参加したり、部の中心メンバーとして活動していた。


小さい頃はいつでも私のあとをつきまとっていた妹。
今でも私がたまに実家に帰った時は「お姉ちゃんと行きたい」と言って、一緒に買い物や遊びに行ったりしていた。
だから
・・・まだまだ子どもだと思っていた。



その妹が春から社会人として働き始める。


働く先は、障害のある高齢者が暮らしている福祉施設。
そこで介護の仕事を始める。
これまでの経験や手話ができることが認められ、高校生はたった二人という採用枠に合格した。
すでに研修も終えたらしい。

お正月に会ったとき、「ずっとここでやっていくんだ」と妹は言った。
とても強い意志を感じた。


私は高校卒業後、大学に進学し大学卒業後も好きなことを自由にやって暮らした。
そして一度も定職につくことなく結婚・出産。
二つ下の弟は調理師の専門学校を出て、お店を転々としながらも調理の仕事を続けている。
そんな上の二人を両親は今でも心配している。
妹はそんな姉兄の姿を見て育ったせいか、いつの頃からか「高校を出たら就職するんだ」と言うようになった。
そんな妹の選択だ。


もう小さな妹じゃないんだね。


きっと持ち前の優しさと真面目さとマイペースさが生きてくる仕事だと思う。
社会人として旅立つあなたを応援しています。
がんばってね。



★☆めぐちゃん、卒業おめでとう☆★





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Last updated  2006.02.27 12:47:04
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