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つぶ子♪

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2006.04.15
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テーマ:徒然日記(23494)
カテゴリ:くらし
ここしばらくの間、気分がふさぎ気味でした。
自分では早めの‘五月病’かな・・・なんて気を紛らわせていたのですが
よくよく考えてみると、3月末のワークキャンプの企画に頭を悩ませたり
4月になってからはお花見に気分は盛り上がり、
その後は夏野菜や花やハーブの種まきに日々忙しくて
やっと落ち着いたなあと思ったら、どっと疲れが出たのかもしれません。。

でもようやく回復してきました^^


* * * * * * * * * * * * * * *


この間、考えていたこと・・・

山仕事で食べていくのは本当に大変だなあと近頃特に感じる。
もっと第一次産業の大切さ分かってほしい
そしてお金まわしてほしい(これ切実!)・・・

毎月のお給料をもらうと、まず家賃や光熱費・保険などの支払いをする。
払うものを払ってしまうと、残るのはわずかな食費だけ・・・
貯金なんてできない、いや貯金を崩さないと暮らしていけない・・・

だからと言って、今の生活やこれからのことを悲観しているわけではないんです。
それでも、なんとかなるだろうという前向きな気持ちで暮らしています^^
お金はなくても、自然と共に生きるこの暮らしはとても豊かだと思うから。

買いものは、もちろん最低限必要なものだけ。
毎月、給料をもらって最初のお休みの日に車で1時間ほどかかる街まで行きます。
買うものは、家族にとって大事なものを優先する。
欲しいものじゃなくて、必要なもの。
だって必要なものしか買えないから・・・
だから必然と生活もシンプルになるし
今、何が本当に必要かを見極める目も養われているような気がする。
無駄遣いも衝動買いもできないからね^^;

子どもの将来考えたら、不安になるけど。
子どもだってもっとほしいし。


そして落ち込んでいた間に気づいたこと、もうひとつ。

日記でも何度か書いているけれど、二人目が早くほしいと思っています。
でもその気持ちのどこかに、今年度中に産まないと上の子と年の差が3才になってしまう。
そうなると、大きくなったときに上の子が高校、下の子が中学に
同時に入学することになってしまい、一度にお金がたくさんかかる・・・
それは困る、そんなお金用意できない
だから、早く産みたい!
そんな風に思っていた自分がいたんです。

そんなことで焦ってるなんて、考えてみればなんか馬鹿な話で・・・
子どもは夫婦の気持ちがひとつに溶け合った時に、望み望まれてやってくる。
将来の経済的なことを考えて産まれてくるわけはないのにね。
こんな自分の気持ちにもようやく気づけました。



* * * * * * * * * * * * * * *


この村に引っ越してきてから、子ども服はすべてお下がりをいただいたもの、
たまにネットオークションで安いのをまとめ買いしたりもする。
夫まで、近所のおじさんからお下がりをもらっている^^;
自分の服はもちろん買う余裕がない。
フェアトレードのオーガニックコットンのスカートとか欲しいですよ。。
雑誌に出てるような素敵なエコな家で、素敵な服を着てる人見るといいなあと思ったりもします・・・

でも、今は買えないからね、
自分のスカートにアジアンな柄の布を付け足してリメイクしてみたり。
息子の服もただのお下がりじゃあ嫌だから、
おそろいのアジアン柄の布を縫い付けてみたり、ボタンを付け変えてみたり。
そんな風に、お金がなくても工夫しておしゃれをしている(つもり)。
手作りするのは好きだから、結構楽しんでやっている。

そしたらそれを見た夫がこう言ったんですよ。
「お金ないから、そんなことさせてゴメンね・・・」

そして続けて、
「言おうと思って、言ってなかったんだけど・・・」と
夫の悩みも話してくれました。


それでね、心のもやもやはほとんど解決しちゃった!
単に夫とのコミュニケーション不足だったのかなあ・・・


確かに、うちは今「お金がない」という点では貧乏だけれど
ないからこその工夫と知恵で、暮らしを楽しんでいる。
それに、ないことをそんなに嘆いてはいないし
たくさんお金がほしいとも思っていない。
「もっと、もっと」と望んだらキリがない。
こんな生活でも、十分暮らしていけている。

未来のことを不安になるより、
今という瞬間に向かい合い
日々を大切に味わい生きる
そういうふうに生きていきたい。

自然を壊さない程度に、自然からの恵みをありがたくいただき
今あるモノを大切に
必要以上のものは持たず
昔から人々がそうしてきたように、
自然のリズムの中で自然と共に生きていきたい。

そんな暮らしが今とても心地よく感じる。

貧乏でも、こんなに心豊かに暮らせるのはとても幸せなことだと思う。


しばらく落ち込み気味だった私に、元気になるきっかけをくれた千晴ちゃん
そしてお隣に引っ越してくる原さんファミリーにも感謝☆
ありがとう~★☆





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Last updated  2006.04.15 08:55:56
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