カテゴリ:やま
緑の研修生を卒業し、
この4月から晴れて緑の担い手となった夫。 このところ、村の中学校に隣接する村有林で 仕事をしています。 現場は我が家から自転車で数分のところで 見晴らしもいいから、お天気のいい日は お花見がてら&山菜摘みがてら、 お弁当を持って仕事を見に行っています。 山村に住んでいても、山仕事してるのを 間近に見れる機会ってなかなかないからね。 息子も、お父さんの仕事風景を見て喜んでいる^^ 自分もお父さんと同じように山に登れることが 嬉しいみたい☆ 先日、本格的に枝打ちをするというので また見に行った。 学校の校庭沿いに桜を植樹するので 辺りの林を間伐、枝打ち、地ごしらえするという仕事。 これまでも枝打ちは何度かやっていたけれど、 今まではハシゴに登った状態でできる高さの仕事だった。 でも今回は登る高さが半端じゃない。 ハシゴをかけて木に登り、さらに枝に足をかけながら上まで登る・・・ ‘枝打ち’の主目的は節のない良質な木材の生産ですが 今回の場合は中学校の校庭に面した山際なので、 山が美しく見えるように林内の環境を整えることが目的。 いつも一緒に仕事している山仕事のベテランでさえ、枝打ちはとても神経の使う仕事なのだそう。 落ちたらオワリ・・・だからね。。。 死なないまでも、途中の木の枝に引っかかって大怪我になる恐れもある。 山の仕事は、ちょっとした気の緩みが命とりになる仕事。 常に命と向かい合っている。 しかも今回は、枝打ち超初心者の夫に仕事を覚えさせるために、 ベテランは木の下から指示を出すだけ・・・ 「下、見るなよ! 上見ながら、重心を木の中心に持ってくるように降りて来い!!」 あとから夫に聞いたら、木の上で泣きそうになったらしい。 風で木は揺れるし、登った木は松だったんだけれど 枝が少ないから足場も少なくて、相当怖かったよう。 なにしろ、子どもの頃から木登りとかしたことないし 運動神経もいいとは決して言えない夫だから余計ね^^; ベテランも神経すり減らして、疲れただろうな。。。 なんとか、落ちることなくすべての枝を打ち終わった。 あとから見に来た森林組合長も、その美しいできばえに喜んでいたそう^^ よかった! 家に帰った息子は 「とうちゃん きにのぼって きった~ ぎこぎこ きった~」と何度も言っていました。 枝打ちのあとは‘地ごしらえ’をする。 地ごしらえとは、刈り払った低木類や枝などを 植林しやすいように整理・配列するというもの。 こちらは、ひたすら体力勝負。 気はそれほど遣わないが腹が減る仕事。 地ごしらえが終わったら、中学生たちが植樹するそうだ。 私はと言うと、夫の仕事を見ながらも周りをきょろきょろ・・・ そう、山菜採りに夢中~♪ 中学校内には、わらびがた~くさん生えている!! 帰り道はわざと自転車を降りて歩いて帰るのだけれど、ここでもきょろきょろ・・・ 国道が山に沿って通っているため道脇には、 わらび・ぜんまい・イタドリなどがたくさん生えているからね!! 車に注意しながら、たくさんの山の幸を頂戴する。 今晩の献立を考えながら・・・ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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