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いのちのアトリエ

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つぶ子♪

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2006.04.16
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カテゴリ:やま
緑の研修生を卒業し、
この4月から晴れて緑の担い手となった夫。
このところ、村の中学校に隣接する村有林で
仕事をしています。

現場は我が家から自転車で数分のところで
見晴らしもいいから、お天気のいい日は
お花見がてら&山菜摘みがてら、
お弁当を持って仕事を見に行っています。
山村に住んでいても、山仕事してるのを
間近に見れる機会ってなかなかないからね。

息子も、お父さんの仕事風景を見て喜んでいる^^
自分もお父さんと同じように山に登れることが
嬉しいみたい☆

先日、本格的に枝打ちをするというので
また見に行った。

学校の校庭沿いに桜を植樹するので
辺りの林を間伐、枝打ち、地ごしらえするという仕事。


これまでも枝打ちは何度かやっていたけれど、
今まではハシゴに登った状態でできる高さの仕事だった。
でも今回は登る高さが半端じゃない。
ハシゴをかけて木に登り、さらに枝に足をかけながら上まで登る・・・

‘枝打ち’の主目的は節のない良質な木材の生産ですが
今回の場合は中学校の校庭に面した山際なので、
山が美しく見えるように林内の環境を整えることが目的。

いつも一緒に仕事している山仕事のベテランでさえ、枝打ちはとても神経の使う仕事なのだそう。
落ちたらオワリ・・・だからね。。。
死なないまでも、途中の木の枝に引っかかって大怪我になる恐れもある。
山の仕事は、ちょっとした気の緩みが命とりになる仕事。
常に命と向かい合っている。

しかも今回は、枝打ち超初心者の夫に仕事を覚えさせるために、
ベテランは木の下から指示を出すだけ・・・

「下、見るなよ!
 上見ながら、重心を木の中心に持ってくるように降りて来い!!」



あとから夫に聞いたら、木の上で泣きそうになったらしい。
風で木は揺れるし、登った木は松だったんだけれど
枝が少ないから足場も少なくて、相当怖かったよう。
なにしろ、子どもの頃から木登りとかしたことないし
運動神経もいいとは決して言えない夫だから余計ね^^;
ベテランも神経すり減らして、疲れただろうな。。。

なんとか、落ちることなくすべての枝を打ち終わった。

あとから見に来た森林組合長も、その美しいできばえに喜んでいたそう^^
よかった!

家に帰った息子は
「とうちゃん きにのぼって きった~
 ぎこぎこ きった~」と何度も言っていました。


枝打ちのあとは‘地ごしらえ’をする。
地ごしらえとは、刈り払った低木類や枝などを
植林しやすいように整理・配列するというもの。
こちらは、ひたすら体力勝負。
気はそれほど遣わないが腹が減る仕事。
地ごしらえが終わったら、中学生たちが植樹するそうだ。


私はと言うと、夫の仕事を見ながらも周りをきょろきょろ・・・
そう、山菜採りに夢中~♪
中学校内には、わらびがた~くさん生えている!!

帰り道はわざと自転車を降りて歩いて帰るのだけれど、ここでもきょろきょろ・・・
国道が山に沿って通っているため道脇には、
わらび・ぜんまい・イタドリなどがたくさん生えているからね!!
車に注意しながら、たくさんの山の幸を頂戴する。
今晩の献立を考えながら・・・





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Last updated  2006.04.21 22:54:23
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