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テーマ:猫のいる生活(138427)
カテゴリ:とりあえず日記?
愛猫リュミリュミ(14歳)が3月6日に永眠しました。(お誕生日が、今月の29日でした。)
死因は、たぶん、最強に #多剤耐性菌 になった猫風邪のウィルスか、菌かです。 永眠前に、危篤状態が3日ほどあり、家でみとりましたが、そのときに愛猫と約束しました。 何故、こんなに可愛い、賢い良い子な、愛猫が(かなり親ばかですが)、こんなに苦しんで亡くならないといけなかったのか? 愛猫の闘病記をここに記すことによって、こんな悲劇を可愛い猫たちに起こらないように、また、私のように、情報不足、勉強不足のために誤った選択を繰り返した飼い主さんが一人でも減るように、絶対、残しておくね、と。 そして、医療関係者、動物医療関係者だけでなく、人の医療関係者の方にも、こういうケースがあることを知っておいて欲しいと、思います。お医者さんと患者さん、飼い主さんの視点や言葉の受けとり方は、かなり違います。 情報量、知識量も違います。 そのため、誤解したため、誤った選択も、しやすいです。その結果、治療した行為が全て、悪い結果を導くことになります。 始めに断っておきますが、愛猫は、14歳まで健康優良児でした。 猫の定期的の3種ワクチン(猫ウィルス性鼻器官炎、猫カリシウィルス感染症、猫汎白血球減少症)は、子猫の時から定期的に受けてました。 猫エイズ(猫白血病ウィルス、猫免疫不全ウィルス抗体)の検査も陰性でした。 血液検査も、10歳の頃から定期的に受けてました。内蔵の疾患は、なく、飼い主の私たちより、とても良い結果でした。(飼い主の私とかうちの人は、色々健康に気をつけないといけない年齢です。) そして、最初に動物病院のスタッフの先生にかかった時(昨年の8月末)は、まだ、くしゃみと右側の鼻から鼻水が出ている程度でした。 しかし、後から、悪化して、院長先生に診てもらった時に色々説明や情報を教えて頂き、抗生物質のことを学んだら、色々とんでもないことをしていたのだということが、残念ながら、愛猫の危篤状態の時にわかったのです。 抗生物質というと、私は、最初は、私とか人間には、単なるお薬のひとつとしか認識しませんでしたが、猫風邪には、色々な抗生物質を投与され、しかもそれは、正当な治療方法となっています。 しかし、一度使用した抗生物質は、細菌、ウィルスには、耐性に取り込まれて、二度効きません。 簡単に抗生物質出しておきます、飲ませてくださいねって、軽くいうものではないと今では思います。 長期間、しかも、コロコロと、抗生物質を変えながら(1~2週間投与後)投与されたら、その体は、どうなるか? 愛猫は、身をもって教えてくれたような気がします。 最初に抗生物質が投与されるときのスタッフの先生は、 「このお薬を飲んで、もう少しだと思ったら、続けてお薬飲んでくださいね。」と、おっしゃいました。 でも、それだと、じゃ、状態が良くなれば飲まなくていいんだと、理解してしまいます。確かにそのお薬は、効きました。 でも、本当は、この場合、こういわないといけなかったと、思います。 「このお薬が効いたら、2、3週間飲んでくださいね。」 患者目線と医者目線は違うのです。 もう少しか、どうかは本当は先生が判断すべきものです。 ここで、ひとつ間違えたのです。 一度、お薬をやめてしまいました。 すると、また、ぶり返したのです。 でも、それは、次のスタッフの先生には、その抗生物質は、効かなかったと、カルテには、記入されてました。そして、また、抗生物質の投与を開始。 そして、目やにも出てきて目にも影響が出てきたので目薬も。 愛猫には、飲ませやすいということでシロップの液状のもの(子供用に甘くしたピンクのもの)をシリンジという、器具で飲ませていましたが、なかなか、それでも飲ませにくいものでした。 それでもなんとか、目やにも落ち着いたり、お鼻も落ち着いたり。猫は、お鼻が効かないくて匂いがわからなくなると、と食べ物が認知することが出来なくて、食べることが出来なくなります。 それだけ、お鼻は、大切なのです。 それでもようやく、落ち着いてきた感じでした。 ところが、あるスタッフの先生にかかった時に、お薬を飲ませるのが大変ということを言ったら、じゃ、一日1回で良いお薬に変えましょうと、言って変えられました。 私は、ただ同じ効能のお薬が1回に変わるだけだという、認識しかありませんでした。後から考えると、これは、単に、今まであってきた抗生物質の治療を中断させ、今までの苦労をリセットする、いえ、もっと酷い、今までの抗生物質の投与を単に菌に、ウィルスに、耐性を与え、更なる耐性菌にする効果に荷担したような、行為に過ぎないものだと、思うのです。 もし、その抗生物質の性質をよく、考えての判断なら、もう少し今の抗生物質を頑張って投与してみましょうが、正解だと思います。そして、その抗生物質を投与しましたが、全く効き目がありませんでした。(たぶん、これで、この耐性もプラスされたのだろうと思います。) それでも抗生物質を変えて、治療を続けました。あまりにも嫌がる愛猫を洗濯ネットに入れたり、押さえたりして。 (愛猫にも、飲ませる私にもかなりのストレスでした) 点鼻薬も使用しました。 それで、なんとか、12月の中頃まで回復してきました。物凄くご飯を食べたりしたので回復するかな?と思われました。 ところが、お薬が無くなったのでまた、スタッフの先生に診察してもらい、お薬を飲ませていたのですが、一週間ほどたって、突然、愛猫の鼻がブーブー言い出し、詰まり始めました。 もう、年末です。慌てて、診察に行ってお薬を出して貰いましたが、変わりません。(たぶん、ここでも抗生物質が変わってます。) そして、また、診察に行くと、お鼻がブーブー言い出しときには、私は、同じお薬だと思っていましたが、違う薬に変えられていたのでした。 シロップの怖いところは、中身のお薬内容か変わってもみためが同じだとわからないところです。 そのため、前の前のお薬にして、目薬、点鼻薬にして、年の瀬を迎えることになりました。 お鼻がグーグーいうのは、変わらずでしたが年末は、少しご飯(猫用のかつお)を食べ、毎年恒例のお正月のマグロのお刺身も年末と1日は、食べれませんでしたが、2日、ようやく、ちょっこと食べにきてくれたのを覚えています。でも、それっきりでした。 なんとか、お正月が明けて、病院に行きました。全く、ご飯もお水も飲まなくなりました。愛猫は、ご飯は食べなくてもお水は、よく飲んでました。それが無くなったのです。 そのため、点滴も開始しました。 しかも、歯をギシギシする、歯肉炎も、始まってました。カリカリを食べてたし、歯みがき用のスナックも食べさせていました。院長先生がみても、目立つような歯肉炎や虫歯は、ありませんでした。 それでも、痛がってました。 猫風邪は、その要因が無くても強制的に歯肉炎になるのです。 そして、ここからは、スタッフの先生がたでなく、院長先生直々に、治療に当たって頂くことにしました。 そして、結果、愛猫が亡くなるまで休みなしで動物病院に毎日通院することになりました。 院長先生は、あまりにも治療が長引くので、猫エイズを疑っていらっしゃいましたが、愛猫は、一人では外には出ていかず、私の見ている範囲内では、外猫とは接触していません。検査をしましたが陰性でした。 猫がご飯を食べなくなると、自分で食べるのを忘れてしまう。そのため、強制給餌を始めました。 お薬も、シロップだとどのくらい飲んで、場合よっては吐いていて飲んでないかもということで、錠剤に変わりました。 後から考えると錠剤の方がお薬が変わったこともはっきりわかるので、その方がいいかなと思います。 また、院長先生に治療して頂いているときに抗生物質を選択している時に、あ、これも使ってる、あれも使ってる。と、おっしゃっていてだいぶ、抗生物質を変えられていたのだなと、思いました。 これは、後から考えると本当に愛猫の猫風邪のウィルスか菌の耐性を強めていたとしか思えません。 強制給餌に使用したのは、ヒルズのAD 缶でした。愛猫は、魚チキンが大好きだったし、カリカリ派だったので本当に嫌がってました。でも、カリカリもお水も、自分で食べれないので、食べさすには仕方がなかったのです。カリカリも丸いまま、口にいれました。でも、プイッと吐き出してました。 このころ、ようやく、フェロビタを紹介されました。チューブに入っており、液状なので、愛猫の口にぬる感じで食べさせます。これは、そんなに違和感がないので助かりました。ただ、病院で購入すると、お値段が高いです。(ネットだと安い。) でも、ビタミンやタウリンが豊富に入っています。院長先生は、栄養価は、AD 缶同じくらいですが、血と肉にならないのでと、おっしゃっていました。でも、後から考えると最初からこのフェロビタを食べさせておけばだいぶ、展開が変わっていたかも?とさえ、思います。少なくとも免疫力は、上げられたと思います。 フェロビタII猫用 70.9g 賞味期限2018/10/01 そして歯肉炎の対策として ラクトテウス 猫・犬用 サプリメント ラクトフェリン+乳酸菌の組み合わせ効果により口内を清浄化し免疫力を維持 口内トラブルを正常化します 唾液の発生を促し歯垢・歯石の沈着を予防します。猫に多い口内炎 歯肉炎 犬に多い歯周病の予防と対策サプリ ラクトリファンが含まれているので長期的にも、良いだろうとのことでした。 しかし、院長先生に診て頂き、インターフェロン、ステロイドを投与しても、愛猫は、どんどん痩せていきました。 点鼻薬を使ってもお鼻が通らないので、どうにもならないのです。 本当にどうにもならないかなと2月の後半辺りにやっとみつけたのが猫用のお鼻のサプリでした。 鼻とーる 10mL お鼻に垂らすサプリメント 今一番売れてます。 プロポリス配合.スースーしない猫用サプリメント これは、病院の点鼻薬と一緒に使うと効果的でした。なんとか、やっとお鼻が通るようになってきました。 でも、その頃には愛猫の体力はありませんでした。もう、自分では歩けないし、トイレに行ってもなにも出ない。 とても、可哀想な状況でした。 先生は、何故?こんなに効かないのだろうと?おっしゃってました。 愛猫が時々私を、片目で見て(片方の目が角膜炎を起こしていた) そして、下痢も起こしてました。 「僕、頑張っているよね?でも、何故、どんどん悪くなるの?」と、涙ぐんている時もあってとても悲しかったです。 もっと栄養をと、愛猫が好きだった、カリカリのシーバを粉状にしたり、食べてたカリカリをふやかしたりして、食べさせてみました。 でも、とうとう、危篤になりました。 もう、家で静かに看取ることにしました。 「もう、病院に行かなくていいよ、お薬も飲まなくていいよ。」愛猫は、それを聞いてホッとしたように延びをしました。 そして、時々襲ってくる苦しみ。本当に可哀想でした。 「リュミリュミ、もう、がんばるのをやめよう。」(FF 7エアリス風) 本当はもっと修羅場でしたが。 こう考えると、こんなに早くから治療しているのに、全部後手に回っているのがとても悔しいです。 私的には、鬼のように強く耐性をもった耐性菌にやられてしまったとしか思えません。 それで、耐性菌のことを色々調べてみました。すると、もしかしたら、愛猫の体の中では、下記のようなことが起きているのでは?と思ったのです。 抗生物質が効かない細菌(耐性菌)が出てきました。 しかもそれはどんどん増大しています。 抗生物質が効かなくなる-耐性菌の恐怖 1995年の記事なので古いのですが。 もし、私の可愛い愛猫このために苦しんで亡くなったとしたら、愛猫だけでなく、多くの猫たちも、この方法での治療を続けていれば、哀しい結果が待っているとしか思えません。 そして、人の治療にも同じことが起きてるとしたら? ここでは、人の治療になってますが。 抗生物質の使用のしかたをどうか、考え直して欲しいと、思います。 念のため、このページのスクショも貼っておきます。 詳しくは、上記のリンクから飛んでみて欲しいと思います。 可愛い愛猫を亡くした飼い主からの強い想いです。 どうか、他の治療方法をみつけてください。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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