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カテゴリ:シングルママのつぶやき
今回の法事は「祖母の三十三回忌」だったはずが、実は『三十七回忌』だった!
思い込んでたのは親戚みんな。 勘違いに気がついたのはお坊さん。 法事は口実で、実は「親戚縁者に生きているうちに、みんなに会いたい」って言うのが、長男の嫁で姑を看取った伯母の本音なんだよね。 子どもに恵まれなかった長男の嫁で小姑が5人もいたから苦労はかなりのものだったろうね。 過疎の村では高校もないし、進学で家を出たら就職して、もう戻らないのが当たり前だから 住人は高齢化して子どもと暮らすために引っ越したりもする。 独り暮らしを続けられる環境じゃないから、伯母のように老人ホームに入居すると知り合いには会えなくなる。 そういう理由なので招待者は『祖母の孫まで』→私や妹と従兄弟たちまで。 そして伯母の希望で、これまで父さえ会ったこともない伯母の親戚も参加した! 祖母とは全く関係ないのに? ビックリは続く。 長寿ばかりで伯母は93才、参加者も90才もいるし70代、80代が半分で、あとは高齢の親の代理の従兄弟たち60代が若い部類。 私と妹がダントツ若い!(笑) 幼い頃から可愛がられてた小さな姉妹は、立派な体格の、昔のままのおしゃべりで社交的なオバサンに育った。 田舎で一軒しかない場所で法事の会食をして、参加者全員にお酌をすること二回。 従兄弟たちから、幼い頃の私と妹の思い出話を聞く。 5才の記憶はマダラで、ハッキリと覚えてることや全く覚えてないことが混ざってる。 年上の従兄弟たちはハッキリと覚えていて、それぞれが話をしてくれた。 どうも私は昔から元気で好奇心旺盛で、自然が大好きで、田舎での生活も気に入ってたよう。 大人になったら山は好きでも、この田舎では暮らせない。 映画や本や美味しいコーヒーや食べ物から遮断された生活はできない。 二日間テレビもラジオと無縁で、選挙のことなんか考えることもない時間の流れ。 時が止まった感じがした。 マザコンの父は最後のお勤めって感じで法事を済ませた。 会食の時は疲れきってたから、もうやらないでしょうね。 人を頼るとかお願いすることがニガテな人を変えることはできないから、1人で疲れてる。 従兄弟たちも頑固で元気な超高齢の親たちに振り回されてる。(笑) 100才の伯父の田舎で住み続けたい!という希望のために 都内での仕事も辞めて同居してる従姉には尊敬と感謝しかないけど、それでいいの?と思う。 いつかは来るけど、子どもにも人生がある。 ド田舎では 誰かの我慢がなければ暮らせない。 従兄弟たちとラインやメール交換して、小さい頃の愛称で呼ばれて、懐かしくも楽しい会食だった。 次に集まるのが、参加した高齢者の葬儀なのは想像がつく。 それぞれの高齢者とその身内が、穏やかに暮らせますように。 父方の親戚では最年少の妹についで私。 その上は60代がゾロゾロと。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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