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カテゴリ:シングルママのつぶやき
安定していた長女の仕事に暗雲が立ち込めた。
場所は遠く海外だし、労働者の権利についても日本との違いが私にはわからない。 本人の闘いになる。 これまでブラック中のブラック業界に勤務して、パワハラを受けて、疲弊して、倒れて長い闘病生活を続けてきて、寛解して夢を叶えて海外へ行ったと言うのに そこは昭和のブラック業界を遺したままだった。 娘が海外へ行ってから、ブラック業界は「働き方改革」で一気に変革を遂げて、働きやすさが格段に上がってきた。 未だブラックな会社は淘汰されるはず。 日本よりも待遇も経営者も良い会社へ転職できれば問題ないけど、今の会社は酷すぎて娘の心身の健康が危ぶまれる。 長女の勤めた会社は人を大切にしない。 健康を大切にしない最悪さ。 これは自己犠牲が伴って、病気にならない限りはわからない事実。 みんな表面的には良いことしか言わないから。 結局は脅しが入ってくる。 法的手段を選ぶしかなくなるのに。 経営者は、そこを甘く見ているよね。 声をあげる人がいないと、それは変わることなく、犠牲者が増えるだけなのに皆ガマンを選んできたから、変化はないの。 長女は毎回、傷つき、諦めず泣き寝入りもせず闘ってきて、今に至る。 今回もまた厳しい闘いに出るのか? 私や兄妹にできるのは祈ることだけ。 息子もブラック企業に5年も勤務して、社員は10人ぐらい次々に辞めて、最後に息子が辞めて、若い人はいなくなった。 今は落ち着いて働ける、待遇良く社員を大切にする会社に勤務してる。 末娘も、私から見たらブラック?って思うような働き方してるけど、それに伴う正当な対価は支払われてるようだから、私は見守るだけ。 働き盛りのオジサンのような深夜までの勤務をしてるのは、親としては切なくなる。 夫は3年毎に業界内の他社へ転職を何度かしていて、その度に年収も待遇も上がっていた。 いわゆる『引抜き』ね。 どれも小さな会社だからこそ、その人の力が直ぐに反映される。 夫の転職先はみな潤ったはず。 バブルや天狗になった社長が倒産させちゃった会社もあったけど、夫は被害に遇うことなく転職して、独立もした。 皆、業界は違うけど、経営者の考え方1つで社員は不幸にも幸せにもなる。 1日の3分の1以上を仕事に費やしてるのだから、ブラック企業に勤務していたら病むのも当たり前。 そして人間関係って利害が絡むとなかなか上手くいかないもの。 長女のように、実力が数字で出て、収入に直結すると同僚にも妬まれるような仕事はキツイと思う。 人間性の素晴らしい人って長女の業界には少ないのね。 たくさん成功者はいるけど、大きな会社じゃないと、それは少ない気がしてる。 もちろん小さくても良い会社はあるけど、娘の勤務先は、ことごとくパワハラを許容してる従業員と、パワハラ当たり前の社風だったってこと。 転職先を探すには慎重になっていて、私も意見したけど、当時は社会保険さえないのも当たり前の業界で、休みも週に1度が当たり前。 そこを社会保険完備、週休み2日って会社を選んだら 実際は違う待遇な上、パワハラだったと言う抜け目のなさ。 ズル賢い経営者と管理者がいると 陰で泣く人が増える。 労使で争えば従業員は勝つに決まってる。 でも従業員は時間と健康をムダにすることになる。 経営者はお金で解決する。 本当に理不尽だよね。 長女のLINEで暗く悲しい気持ちになり、ちょっと落ち込んでしまった。 仕事運の強かった夫に守ってもらいたいよ。 きっと守ってくれてるから今に至るのだけど。 長女が、夢破れて帰国しないことを願ってる。 守ってね。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2020年05月24日 01時38分46秒
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