なちゅらるに生きよう

さ父から「9歳年上の姉が亡くなった」と電話があった。

93歳

ガンが転移してたと言うけど
平均寿命よりも長生きしてて
もう寿命ですよね。

父の兄姉はみんな天国へ逝ってしまいました。

末っ子の父は
もう親兄弟がこの世にはいなくなりました。

最期に「骨を拾いたい」って言うけど、
コロナで私や妹にも会わないようにしてるのに、はるばる車で４時間の田舎まで行くつもりなの？


生きている時に連絡をくれれば良かったのに？
って未亡人の私は思うよ。

死んでから会っても
なにもできないもの。

骨を拾っても、それを嬉しいと感じないじゃない？

私は死んでからなんて、わからないから好きにしてと思う。

夫と同じ考え方。

お墓とか仏壇とか戒名とかあるけど
それって私から見たら
生きてる人の慰めだから、それを支えにする人も多いから、それは好きにする。

従弟に伯母に訃報が続く。

父は遺言やら日記やらしたためてるそうなので、亡くなったら見られて恥ずかしい日記は燃やしたいと言ってた。

ポックリ逝ったら、なにもできないんですけど？


遺言は残された私たち姉弟が揉めないようにしてほしい。

大きな問題を残していくのは決定なんだもん。

それで大ゲンカしたのだから、考えてくれてると信じたい。


揉めるのわかってて、性善説で生きてると、死んだあとに骨肉の争いが繰り広げられて

兄弟姉妹の縁も切れるって
身近な例で知ってるしね。

揉める原因は生きてるうちに解消されることないのも確定なのです。

私は子どもと暮らす老後は期待してないし、長生き願望もなくて

猫を見送り
子どもの結婚、出産、産後の育児の手伝いをしたら、

私の宿命は達成した、と勝手に思ってるわけ。

父の長寿家計を鑑みると
90歳まで生きそうで怖すぎる。

母方もガン家系じゃないし、大酒飲みなのにみんな病気してない。

長生き前提だと
今後の生き方も変わってきますよ。



猫との暮らしは１代限りと決めてるから
その後は1人で暮らしていくのか
よーく考えよう。


父を見てると
老後の一人暮らしが気楽でも
心から楽しいようには感じられない。

趣味や子どもがいても
満たされてないと思えるんだよね。

離別と死別は違うけど
1人で生きるのは同じ。


老いると
友だち
こども
趣味
だけじゃ埋められなくなる隙間もある。