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義母の実家の跡取り娘だった
夫の伯母の訃報が届いた。 早朝の電話に イヤな予感は的中して 今日の有給は 伯母との最後の最後お別れになる はずだった。 間に合わず 入居してた介護施設ではなく 義母の実家に向かった。 農家の跡取り娘は大変だと 結婚前に夫に連れられて 挨拶に伺った時に感じた。 先祖代々の写真が仏間にあり 家を守り 季節ごとや 法事などで 親戚一同をもてなして 夫を立てて裏方に回る。 料理に畑に田んぼに 仕事に家事に 夜は眠そうだった。 とても明るくて楽しくて 料理上手で 夫も私も大好きな人柄だった。 夫と結婚するときは 義母や親戚一同の希望で (夫も私も結婚式もしなくてイイ派) ほぼ義母と私だけで結婚式を決めて 伯母夫婦が初仲人になった。 昔は名前だけの仲人立てたけど 今ならナンセンスだろうね。 そんなこんなで 37年ぐらいのおつき合いとなり 自分の親戚よりも仲良くしてたと思う。 コロナ前から おばあちゃんも亡くなり みんな老いてしまったし 跡取り娘として親戚一同をもてなすのも 負担が大きくなって 集まりもなくなった。 あれから10年ぐらい経って 久しぶりの対面は すでに意思表示ができない状況だった。 せめて直接お礼を伝えたかったから 有給撮ったけど 叶わず。 夫やおばあちゃんや伯父さんのいる 天国に逝ってしまった。 たくさんの感謝を 今日はもう冷たくなった 伯母さんに伝えてきた。 おばあちゃん、ありがとう。 天ぷらも祭り寿司もおいしくて 梨もお米もお野菜もおいしくて 子ども達も みんな楽しみにしてた。 そして みんなでこの家に集まることが たのしみだった。 夫に会ったらよろしく言ってね。 本当にありがとうございました。 ゆっくり あちらの世界を楽しんでください。 寂しいけど 安らかな顔を見たら 涙も出ちゃったけどね。 もう苦しくもなく 会いたい人たちに会えて 良かったねと言いたい。 おつかれ様でした。 ありがとう。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2022年11月01日 23時13分29秒
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