【地理情報システム(GIS=Geographic Information Systems)】
1月15日朝日新聞夕刊1面から宮崎・清武の防災情報システム鳥インフルエンザ対策 思わぬ活躍地図上に養鶏場・ぺット数…状況 素早く 把握たびたび台風被害などにあってきた同町が防災目的で構築していた「時空間情報システム(GIS)」が今回の感染問題では、現場周辺の飼育実態の把握や対策会議の資料作りに役立った。中略システム構築に携わったのは、茨城県つくば市の独立行政法人・防災科学研究所の角本繁博士。阪神大震災で神戸市が災害情報の処理に苦しむ姿を見て「平時のシステムで対応できないか」と考案した。「全国にこの仕組みを広げたい」 一ノ瀬町長も「今回のような目的で使うのは初めてだったが、普段から使っていたのでうまく活用できた」と話す。と終わってました。GISって何? 何の頭文字?と知りたくなりました。国土交通省のHPではGIS(地理情報システム)とは 位置や空間に関する情報をもったデータ(空間データ)を総合的に管理・加工し、視覚的に表示できる高度な分析や迅速な判断を可能にする技術です。 GISアクションプログラム2002-2005 GISにより豊かな国民生活を実現することを目指して、2002年2月の地理情報システム(GIS)関係省庁連絡会議において決定された政府におけるGISの推進に関する行動計画です。 地理情報システム(GIS)について我が国におけるGISの利用は、昭和50年代頃から一部の政府機関等において始まりました。 その後、地方公共団体や民間においても導入が進められてきましたが、地図や図面を作成する特定の専門的業務における利用が中心的でした。 平成7年1月の阪神・淡路大震災において、関係機関が保有していた情報を効果的に活かすシステムがなかったことへの反省等をきっかけに、政府におけるGISに関する本格的な取組が始まりました。 現在、GISについては、民間も含めた社会全体で総合的に取り組まれています。GISは、様々な空間データと、それを加工・分析・表示するためのGISソフトから構成されます。 GISでは、空中写真や統計データなど様々なデータを層(レイヤー)ごとに分けて管理し、これらを位置をキーにして基盤的な地図データの上に結びつけます。これにより、相互の位置関係の把握、データ検索と表示、データ間の関連性の分析等が可能になります。 GISの解析結果の特徴は、様々な情報が整理され、視覚的にわかりやすい形で表現できることです。GISは、行政、民間等様々な分野での活用が期待されます。と書いてありました。トップページにGeographic Information Systemと書いてありましたので調べたらフリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』で出てきました。地理情報システム(ちりじょうほうしすてむ) (GIS, Geographic Information System) は、コンピュータ上に地図情報やさまざまな付加情報を持たせ、作成・保存・利用・管理し、地理情報を参照できるように表示機能をもったシステム。人工衛星、現地踏査などから得られたデータを、空間、時間の面から分析・編集することができ、科学的調査、土地、施設や道路などの地理情報の管理、都市計画などに利用される。韓国語では、GISを地理情報体系と訳している。コンピュータの発展にともなって膨大なデータの扱いが容易になり、リアルタイムでデータを編集(リアルタイム・マッピング)したり、シミュレーションを行ったり、時系列のデータを表現するなど、従来の紙面上の地図では実現不可能であった高度な利用が可能になってきている。コンピューターの普及ですばらしいことができるようになってるんですね。データーベースさえあればそれを編集したり分析したりできる。さまざまな分野で活用が期待されるってすばらしいと思いました。日頃の仕事でも、この考え方生かせそうですね。新聞を読みながら、「阪神・淡路大震災の時にできてたら良かったのに」と思いました。その時苦しむ姿を見て考案されたと出てました。もひとつ心に残ったのが、町長さんが『普段から使っていたのでうまく活用できた』と話されたこと。使っていたので…さらっと読みすごしたらいけない。大事な事ですよね。導入はしたけれど使える人がいないでは宝の持ち腐れになりますから。朝日新聞では時空間情報システム(GIS)と書いてありました。地理情報システムの中に、時空間情報システムがあるのでしょうか?そこが良くわかりませんでした。養鶏場では、野鳥からの感染を用心なさってたそうですが…ウイルスからの感染って止めようがないのでしょうか?こちらの養鶏場のかはわかりませんが、近くのスーパーで日向鶏を良く買います。早く収束しますよう心からお祈りしています。どうぞ頑張ってください。